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J-GLOBAL ID:201302296281955943   整理番号:13A1568988

農作業安全に関するeラーニングシステムの開発と学習者の知識レベルの推定

Development of an e-Learning System for Farm Work Safety and Estimation of Users’ Knowledge Level
著者 (6件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 121-129  発行年: 2013年09月20日 
JST資料番号: G0627B  ISSN: 0389-1763  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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農業機械の安全使用について,ICTを利用した効果的な学習手段を提供するeラーニングシステムの開発を行った。幅広い学習者が利用でき,動画等で効果的に理解が深められること,学習者の知識レベルが把握できること等を目的とし,ユーザ登録やLMSを使わず,幅広い仕様のPCで,簡易な利用・操作が可能なシステムを構築することとした。これらを踏まえ,事故の多い4機種7項目で構成されるシステムを試作した。各学習項目では,設問や動画等を配置して効果的に学習できるシナリオを作成し,学習者の知識レベルはシステムにおける各ファイルのページビュー数から確認可能とした。本システムを公開し,利用状況から学習者の農作業安全に関する知識レベルの傾向を分析した結果,乗用トラクタと自脱コンバインでは,機体安定性関連の設問で不正解が多かった一方,乗用トラクタのROPS関連では不正解が少なかった。歩行用トラクタでは,他機種と比較した事故数の多さや後進時の挟まれ事故防止に関する設問で,刈払機では,最も多い事故の形態及びキックバックの原因に関する設問で,不正解が多い傾向が見られた。これらは,別に行った農業者へのアンケートにおける危険を感じる作業についての回答結果や実際の事故発生傾向と一致しており,今後の安全教育では,機種により,機体安定性や操作上の注意点,どのような事故が多発しているかといった点について一層の周知が必要と考えられた。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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農業機械・施設一般  ,  CAI 
引用文献 (23件):
  • 橋本諭. e ラーニングとは. e ラーニング専門家のためのインストラクショナルデザイン. 2006, 2-3
  • 飯本光雄. 園芸学実習のe-learning教材開発について. 農作業研究. 2003, 38, 別1, 131-132
  • 経済産業省商務情報政策局情報処理振興課編. e ラーニング白書. 2007, 2007/2008年版, 7-11
  • メディア教育開発センター. メディア教育教材園芸学実習. 2004
  • 農林水産省大臣官房情報課. 平成17年度農林漁家におけるパソコン等の利用状況調査結果. http://www.maff.go.jp/j/finding/mind/pdf/20060308cyosa.pdf. 2006
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