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J-GLOBAL ID：201302296308980465   整理番号：13A1745079

慢性疾患のバイオマーカーとして非酵素的翻訳後修飾誘導生成物(PTMDPs)の有用性

Usefulness of non-enzymatic post-translational modification derived products (PTMDPs) as biomarkers of chronic diseases

著者 (4件)： GILLERY Philippe (Lab. of Pediatric Biology and Res., American Memorial Hospital, Univ. Hospital of Reims, FRA) ,  GILLERY Philippe (Lab. of Biochemistry and Molecular Biology, FRE CNRS/URCA n°3481, Fac. of Medicine, Reims, FRA) ,  JAISSON Stephane (Lab. of Pediatric Biology and Res., American Memorial Hospital, Univ. Hospital of Reims, FRA) ,  JAISSON Stephane (Lab. of Biochemistry and Molecular Biology, FRE CNRS/URCA n°3481, Fac. of Medicine, Reims, FRA)
資料名： Journal of Proteomics  (Journal of Proteomics)
巻： 92  ページ： 228-238  発行年： 2013年10月30日 
JST資料番号： T0073A  ISSN： 1874-3919  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蛋白質の分子老化は,蛋白質の構造および機能的性状の進行性変化をもたらす種々の反応の複合的会合から生じる。酸化,糖酸化,カルボニル化およびカルバミル化を含むこれらの反応は,老化時に生じ,糖尿病または慢性腎不全のような種々の慢性疾患により増幅される。この過程で生じ翻訳後修飾誘導生成物(PTMDPs)と呼ばれる特異的化合物が,慢性疾患管理のためのバイオマーカーとして有望であることが示唆されて来た。過去数十年間にわたって質量分析とプロテオミクスの出現が,生物学的流体試料におけるPTMDP定量に役立つための感度の高い特異的分析方法の開発に大きく寄与した。本総説は慢性疾患のバイオマーカーとしてのPTMDPsの臨床的関連証明を提供し,この分野における質量分析およびプロテオミクス法の寄与を強調することを目的とした。臨床診療におけるこれらのバイオマーカーの実施を確かなものにするために取り組むべき種々の項目に焦点を当てた。本論文は表題の特別項目(Special issue)の一部を構成する:生物学および医学における翻訳後蛋白質修飾。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 病気 ,  バイオマーカー ,  細胞老化 ,  酸化 ,  カルボニル化 ,  質量分析 ,  プロテオミクス ,  タンパク質 ,  *付加化合物
準シソーラス用語： 慢性疾患 ,  非酵素的蛋白質修飾 ,  *分子老化 ,  糖酸化反応 ,  *翻訳後修飾誘導生成物 ,  タンパク質付加物

分類 (2件)： 病理検査  (GC02040S) ,  診断学一般  (GC03001Y)

タイトルに関連する用語 (7件)： 慢性疾患 ,  バイオマーカー ,  酵素 ,  翻訳後修飾 ,  誘導 ,  生成物 ,  有用性