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J-GLOBAL ID:201302296336678413   整理番号:13A1942375

高エネルギービーム放射により誘発された突然変異を用いる組換蛋白質の工業生産に適した哺乳類細胞系の樹立

Establishment of a mammalian cell line suitable for industrial production of recombinant protein using mutations induced by high-energy beam radiation
著者 (3件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 955-965  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: T0921A  ISSN: 0920-9069  CODEN: CYTOER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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哺乳類細胞はバイオ医薬品の生産に対して広く使用されている。製造工業で使用されている大部分の細胞は無限の増殖能力を有し,それが多数の細胞及び相当する生産性を提供する。しかしながら,無限の細胞は細胞密度が十分なレベルに到達する後でさえも増殖し続けるであろう。この過剰増殖は培養環境を悪化し,低生産性を導く。それ故に,細胞密度が十分なレベルに達したのち,増殖のダウンレギュレーションはそのような悪化を妨げ,培養期間を拡大し,生産性を改善するであろう。そのような好ましい増殖を実現するため,著者らは増殖が十分な集団レベルに到達した後,自然発生的にダウンレギュレートされる新奇細胞系を樹立すること,を目的とした。高エネルギービーム放射を用いる突然変異誘発を使用した。CHO-DP12細胞を2.5GyのX線で照射し,密集後増殖する全ての細胞を除き,望ましい変異細胞を濃縮するのにヒドロキシ尿素及び5-フルオロウラシルでスクリーニングした。クローン1種類を樹立し,CHO-M1と命名した。細胞周期分析はCHO-M1細胞が対数増殖期にて類似の細胞周期プロフィールを有するが,細胞周期により進行しなかったこと,を示した。これは密集までCHO-M1の増殖が親のCHO細胞と類似であるが,しかし密集後,阻害されてG1停止下にあること,を示した。CHO-M1の比抗体生産速度は密集後でさえも高く保持されたが,一方親のCHO細胞のそれが定常期にて劇的に低下された。これらの結果は望ましい細胞系を成功裡に樹立し,高エネルギービーム放射が工業用細胞を育種するための有効な突然変異原性技術であろうこと,を示唆する。Copyright 2013 Springer Science+Business Media Dordrecht Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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細胞分裂・増殖  ,  分子遺伝学一般 

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