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J-GLOBAL ID:201302296376159605   整理番号:13A0047999

酸化物分散強化白金熱電対(TEMPLAT)の開発

著者 (3件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 20-22  発行年: 2013年01月01日 
JST資料番号: F0163A  ISSN: 1340-2625  CODEN: MTERE2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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マイナス脚(Pt側)が純白金からなる熱電対は,しばしば高温下での使用中に断線する。純白金の高温クリープ強度が低いのでこの断線は白金側で起こる。使用時におけるマイナス脚の典型的な破断例はネッキングを伴う延性的な粒内クリープ破断と粒界での脆性的なクリープ破断である。白金の高温クリープ強度を改善する目的で,酸化物分散強化材が開発され,使用されてきた。しかし酸化物分散強化白金材は酸化物を分散させる際,母材の白金中にも分散材の金属元素が固溶体の形で微量ではあるが,混入又は残留する可能性がある。このため,仮に原料として高純度の白金を用いても,これら微量添加元素による母材の汚染により,熱電対としての性能は期待できない。開発技術では白金母材を汚さずに酸化物を微細分散させることにした。開発品の熱起電力特性,熱起電力の長期安定性,高温クリープ特性を調べた結果,熱電対はIEC規格を満たした。
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分類 (4件):
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熱電デバイス  ,  温度測定,温度計  ,  分散強化合金  ,  金属結晶の電子伝導 
引用文献 (8件):
  • (1) K. Maruyama, H. Yamasaki and T. Hamada: Mater. Sci. Eng. A, (2009), 510-511, 312-316.
  • (2) G. L. Selman, J. G. Day and A. A. Bourne: Platinum Metals Review, 18(1974), 46.
  • (3) G. Hammer, D. Kaufmann und M. Clasing: Metallwissenschaft und Technik, 35(1981), 531.
  • (4) H. A. Jansen and F. A. Thompson: Glastech., 65(1992), 99.
  • (5) A. Fischer, D. Freund and A. Behrends: Precious Metals (1998), International Precious Metals Institute, 333.
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