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J-GLOBAL ID:201302296444385120   整理番号:13A1825074

pHが引き金となる二相過程に対する可逆的エマルションスイッチとしての双安定性銅(II)メタラサイクル

A pH-triggered bistable copper(II) metallacycle as a reversible emulsion switch for biphasic processes
著者 (16件):
資料名:
巻: 49  号: 92  ページ: 10778-10780  発行年: 2013年11月28日 
JST資料番号: D0376B  ISSN: 1359-7345  CODEN: CHCOFS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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N,N′-2,2′-エチレンジフェニレンビス(シュウ酸)を配位子とするCu(II)錯体メタラサイクルを調製した。この配位子は中心のC-C単結合まわりの回転により,gauche(gauche)配座とanti-periplar配座(anti)の二種類の立体配座をとり,[Cu2(H2Lanti)2(EtOH)2]・2EtOH(1)と[n-Bu4N]4[Cu2(Lgauche)2]・4H2O(Bu4N+=tetra-n-ブチルアンモニウムカチオン)(2)となることがX線結晶構造解析によりわかった。pHによるプロトン化と脱プロトン化の平衡により,pHが高い場合には,2,pHが低い場合は1が生成することがわかった。このように溶液中では1と2の可逆的な二相過程にあった。また非極性有機相を1と水溶液と非極性有機相を混合すると,安定なエマルションが形成し,pHを約10.0に上げると,エマルションは破壊して有機相と水相に分離することがわかった。このような現象を分子スイッチとして,触媒は分離化学に利用できると考えられる。
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分類 (2件):
分類
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第11族,第12族元素の錯体  ,  コロイド化学一般 

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