抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本報ではエネルギーハーベスティングとしての熱電変換技術とその応用について,マイクロペルト社の取組みを中心に紹介し解説した。主な内容項目を次に示した。1)はじめに:熱,光,振動,電磁波などのエネルギーをハーベスト(収穫)し電力に変換する技術であるエネルギーハーベスティングの自立型電源としての期待,2)熱電変換のしくみ:熱電変換の方式(主な方式として,熱電発電,熱磁気発電,熱電子発電,熱光(TPV)発電),熱電材料(各種熱電材料の無次元性能指数ZT),製造方法(Bi
2Te
3化合物の熱電材料の一般的な製造方法,バルクモジュールの構造),3)マイクロペルトの熱電デバイス:マイクロペルトの熱電デバイスの製造方法とその特性,熱電デバイスと熱電エレメントの拡大図,熱電デバイス(MPG-D751)の発電電圧・電力の負荷抵抗依存など,4)熱電変換の高効率化:熱流とヒートシンク,ヒートシンクサイズを変化させた場合の取出せる電力の違いなど,5)熱電デバイスの応用:工場プラント応用(熱電発電ユニットTE-Power PROBE製品,プラントでの実験例),電力送電応用(電力送電応用TE-Power QNODE製品など)。