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J-GLOBAL ID：201302296533148787   整理番号：13A1274684

交流磁場における標的磁気ナノ粒子によるリソソーム膜透過化

Lysosomal Membrane Permeabilization by Targeted Magnetic Nanoparticles in Alternating Magnetic Fields

著者 (5件)： DOMENECH Maribella (Univ. Puerto Rico, Puerto Rico, USA) ,  MARRERO-BERRIOS Ileana (Univ. Puerto Rico, Puerto Rico, USA) ,  TORRES-LUGO Madeline (Univ. Puerto Rico, Puerto Rico, USA) ,  RINALDI Carlos (Univ. Puerto Rico, Puerto Rico, USA) ,  RINALDI Carlos (Univ. Florida, Florida, USA)
資料名： ACS Nano  (ACS Nano)
巻： 7  号： 6  ページ： 5091-5101  発行年： 2013年06月 
JST資料番号： W2326A  ISSN： 1936-0851  CODEN： ANCAC3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リソソーム死経路は,伝統的な型の治療に耐性の癌性腫瘍を克服するための代替法として検討されている。細胞中のリソソーム分画を選択的に標的とし,透過化を誘導するナノテクノロジーが強力な医療手段となる可能性がある。本研究では,EGF受容体(EGFR)を標的とする酸化鉄磁気ナノ粒子(MNP)が,EGFRを過剰発現している癌細胞中に,交流磁場(AMF)の作用下で選択的にリソソーム膜透過化(LMP)を誘導できることを明示する。今回,LMPは,活性酸素種(ROS)の産生及び腫瘍細胞の生存率減少と相関することが観察され,また,共焦点顕微鏡画像の結果から,サイトゾルにおけるリソソームプロテイナーゼのカテプシンB活性の増加が示された。これらの観察は,リソソームインターナリゼーション経路を標的とするMNPの投与及びAMFの適用を介して,癌細胞に遠隔的リソソーム死経路を誘発できる可能性を示唆している。

シソーラス用語： *交流磁場 ,  ナノ粒子 ,  *インターナリゼーション ,  *リソソーム ,  カテプシン ,  *膜透過 ,  活性酸素 ,  生存率 ,  光学顕微鏡法 ,  サイトゾル ,  誘導 ,  *腫瘍細胞 ,  培養細胞 ,  *EGF受容体
準シソーラス用語： *磁気ナノ粒子 ,  酸化鉄ナノ粒子 ,  カテプシンB ,  活性酸素種 ,  細胞生存率 ,  *共焦点顕微鏡観察 ,  アポトーシス誘発 ,  *MDA-MB-231細胞

分類 (2件)： 腫ようの実験的治療  (GE02040Y) ,  製剤一般  (GY02010Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： 交流磁場 ,  標的 ,  磁気ナノ粒子 ,  リソソーム ,  膜透過化