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J-GLOBAL ID:201302296552658591   整理番号:13A1893341

再発C型肝炎に対する抗ウイルス療法中またはその後の免疫機能障害は移植片生着率を低下させる

Immunological dysfunction during or after antiviral therapy for recurrent hepatitis C reduces graft survival
著者 (8件):
資料名:
巻:号:ページ: 990-999  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: A1018A  ISSN: 1936-0533  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: インド (IND)  言語: 英語 (EN)
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序論:肝移植(LT)後の再発C型肝炎に対するペグ化インターフェロンおよびリバビリン(PEG-IFN/RBV)療法は,持続性ウイルス学的著効(SVR)率だけでなく,非移植患者に比べてより高い頻度の副作用と関連している。著者らは,PEG-IFN/RBV療法中またはその後に免疫機能障害(ID)を発症した再発C型肝炎のLTレシピエントの発生率と臨床的特徴について調べ,患者および移植片生着率に対する影響を評価することを目的とした。方法:1/00から12/08までに,組織学的再発C型肝炎の死体ドナーLTレシピエント74人がPEG-IFN/RBVにより治療された。IDは,生検で確定診断された拒否反応または中度形質細胞肝炎と定義した。患者は,死亡,再移植,または2011年9月まで追跡した。結果:患者12人(16%)がIDを起こし,8人(10.7%)はIDのない胆汁鬱滞を起こしたが,54人は,PEG-IFN/RBV療法中または中断後にID/胆汁鬱滞を起こさなかった。PEG-IFN/RBVの開始前の生検で確定診断された急性細胞拒否反応(ハザード比=4.87,p=0.009)とPEG-IFN/RBV開始時の免疫抑制のタイプだけがIDに対する独立予測因子であった。PEG-IFN/RBV開始時にタクロリムスを受けていた患者は,シクロスポリンを受けていた患者に比べ,IDリスクが有意に低かった(HR 0.254,p=0.023)。ID患者は,ID/胆汁鬱滞のない患者に比べ,SVR率が低い傾向があり(25対54%,p=0.18),移植不成功率は有意に高かった(33対4%,p=0.004)。結論:IDは,再発C型肝炎に対するPEG-IFN/RBV療法中またはその後では一般的であり,しばしば移植片生着率の低下と関連し,SVR率が低くなる傾向がある。生検患者,特にシクロスポリン基盤免疫抑制を受ける患者への低閾値によるPEG-IFN/RBV療法中またはその後の肝臓生化学の慎重な監視は,これらの患者の転帰を改善すると思われる。Copyright 2013 Asian Pacific Association for the Study of the Liver Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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消化器の臨床医学一般  ,  感染症・寄生虫症一般 
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