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J-GLOBAL ID:201302296563014483   整理番号:13A1803081

6トリフルオロメチル及び3付加電子吸引性置換基を持つトリス(ピラゾリル)ボラート配位子の銀(I)錯体

Silver(I) complexes of tris(pyrazolyl)borate ligands bearing six trifluoromethyl and three additional electron-withdrawing substituents
著者 (7件):
資料名:
巻: 42  号: 43  ページ: 15399-15410  発行年: 2013年11月21日 
JST資料番号: A0270A  ISSN: 1477-9226  CODEN: DTARAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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著者らは高度にフッ素化されているばかりでなく,追加の電子吸引性置換基で負荷されるトリス(ピラゾリル)ボラートの銀(I)錯体を合成し,それらの結晶構造及びスペクトル特性をFT-IR分光法,X線結晶構造解析法及び1H,13C,19F NMRでキャラクタライズして,それらの電子的及び分光特性につき,実験データとDFT計算データを比較すると共に,炭化水素の不活性なC-H結合を活性化させる触媒としてのそれら錯体の機能を評価したので報告する。4-R-3,5-(CF3)2PzH(R=Cl,NO2)とNaBH4の反応生成物にTHF及びAgOTfを更に付加反応させることで得られた錯体,[HB(4-R-3,5-(CF3)2Pz)3]Ag(THF)(R=Cl(1),NO2(2))及び錯体1,2のTHFをシス-シクロオクテン(c-COE)で置き換えた錯体,[HB(4-R-3,5-(CF3)2Pz)3]Ag(c-COE)(R=Cl(3),NO2(4),H(5))の内,錯体3,4が試料として使用され,錯体5は比較用に使用された。錯体3,4及び5の結晶はいずれも三斜晶系で空間群はP1である。オレフィン炭素の13C NMRデータ及びc-COEのAg結合π及びπ*軌道密度のNBO解析は錯体4が最も多くの求電性金属サイトを有することを示唆する。また4は最も弱いAg→オレフィンへのπ逆供与及び最も強いオレフィン→Agへのσ供与を有する。3,4及び5の付加体は2,3-ジメチルブタンの非官能基性C-H結合へ効果的にジアゾ酢酸エチルのカルベン部分の移動を媒介する優れた触媒である。付加体の中で差は小さいが,4が一次C-H結合活性化生成物に対して最高の選択性を与えた。
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分類 (2件):
分類
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第11族,第12族元素の錯体  ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造 

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