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J-GLOBAL ID:201302296576343524   整理番号:13A1276638

遺伝子改変近交系系統マウスで検出されたマイクロサテライトの多型

Detected microsatellite polymorphisms in genetically altered inbred mouse strains
著者 (7件):
資料名:
巻: 288  号: 7-8  ページ: 309-316  発行年: 2013年08月 
JST資料番号: C0025C  ISSN: 1617-4615  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,導入遺伝子(Tg)又はN-エチル-N-ニトロソ尿素(ENU)によるDNA断片のマウスゲノムへのランダムな挿入が,マイクロサテライトの突然変異又はマイクロサテライト座位の遺伝子型の単型から多型への変化(CMP)をもたらすかどうかを明らかにするために行われた。6つのTg系統マウスにおけるCMPを選別するため,Y染色体を除くほぼ全ての染色体に分布する198のマイクロサテライト座位をポリメラーゼ連鎖反応により調べた。調べられたTg系統マウスにおいて,198座位のうちの40座位(20.2%)にCMPが生じたことが確認された。CMP遺伝子型は,バックグラウンドコントロールと比較して,ホモ接合性又はヘテロ接合性であった。最終的に,Tg系統マウス,ENU処理系統マウス,及び遺伝子ノックアウト(KO)系統マウスに存在するCMPの一般的な比較を行った結果,40のCMP座位のうちの4つ(D11mit258,D13mit3,D14mit102とDXmit172)(10%)はTg系統マウスとKO系統マウスが共有し,2つ(D15mit5とD14mit102)(5%)はTg系統マウスとENU処理系統マウスが共有し,1つ(D14mit102)(2.5%)は3つ全ての遺伝子修飾マウスが共有していた。以上の結果から,KO,Tg,又は化学物質変異による遺伝子修飾が近交系系統マウスにおいてマイクロサテライトCMPを活性化することが示唆された。これらの共有マイクロサテライト座位は,遺伝子修飾マウスにおける遺伝子モニタリングのためのマイクロサテライト突然変異の「ホットスポット」と考えられた。Copyright 2013 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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