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J-GLOBAL ID:201302296619495285   整理番号:13A1150671

ラットにおける四塩化炭素誘発肝障害に対するGentiana asclepiadea L.抽出物の肝保護作用

Hepatoprotective effects of Gentiana asclepiadea L. extracts against carbon tetrachloride induced liver injury in rats
著者 (10件):
資料名:
巻: 52  ページ: 83-90  発行年: 2013年02月 
JST資料番号: B0937A  ISSN: 0278-6915  CODEN: FCTOD7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究はラットにおける四塩化炭素誘発肝障害に対するGentiana asclepiadea L.の肝保護作用を評価する目的で行った。Wistar系ラットにCCl4処理を行う前,G.asclepiadeaの地上部(GAA)および根(GAR)のメタノール抽出物100,200および400mg/kg体重を1日1回,7日間経口投与した。本研究では抽出物の肝保護作用は標準薬剤のシリマリンと比較した。CCl4処理ラットにおいて,GAAおよびGARは血清トランスアミナーゼ,アルカリホスファターゼおよび総ビリルビンレベルを有意に低下させ,総蛋白レベルを有意に上昇させた。抽出物処理の結果,CCl4処理群に比しカタラーゼ,スーパーオキシドディスムターゼおよび還元型グルタチオンレベルは有意に上昇し,マロンジアルデヒドレベルの有意の低下を伴っていた。組織病理学的検索にてCCl4誘発肝障害に対する抽出物の保護作用が示された。GAA処理は肝細胞において遺伝子毒性を示さなかったが,GARはコメットアッセイにてごく軽度の遺伝子毒性作用を示した。植物化学分析により,両抽出物中の高濃度のスウェロシド,スウェルチアマリンおよびゲンチオピクリンの存在が明らかになった。化学物質が誘発する肝毒性の治療にG.asclepiadea抽出物が用いられる可能性があると結論された。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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消化器の基礎医学  ,  生薬の薬理の基礎研究 
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