抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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第1報(2012年,No.6)では,コークス安定化の有効性計算結果を導出したが,安定化算定法の選択など,少なからず,未解決の問題が残った。ここでは,銑鉄製造の経済性に対するコークス安定化プロセスの効果を評価する立場で,その効果の分析的検討を行なった。効果の評価計算において,コークス冷間強度変化とコークス中の>80mmクラスの量の,よく知られた依存性を用いても,製造される銑鉄1t当りのコークス消費量を用いても,これら計算法に基本的な差はないことを示した。安定化の最大効果達成のために要求される作用の数は,効果の大きさと事実上同調して変化する。コークスの安定化は,銑鉄の原価低減の源泉である。