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J-GLOBAL ID:201302296832632644   整理番号:13A1934841

キレート鉄プロセスに空気カソード燃料電池を組込んでの硫化水素からの硫黄とエネルギーの効率的回収

Effective sulfur and energy recovery from hydrogen sulfide through incorporating an air-cathode fuel cell into chelated-iron process
著者 (4件):
資料名:
巻: 263  号: Part 2  ページ: 643-649  発行年: 2013年12月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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硫化水素(H2S)除去において,キレート鉄プロセスは,廃棄物最小,資源回収という優位性を有し,最も期待される方法の1つである。しかし,この技術は,信頼でき,経済的な運転を確実に行うことを困難とする,キレート分解という問題を抱える。本研究では,触媒再生に空気カソード燃料電池を用いた,新しい燃料電池補助キレート鉄プロセス開発を目指した。こうしたプロセスを用いることで,H2Sから硫黄と電気を効率的に回収でき,キレート分解問題を解消した。合成硫化物溶液による実験は,燃料電池補助キレート鉄プロセスが,概ね90.0%以上の高い硫黄回収率で維持できることを示した。EDTAは,NTAよりも,発電のためのキレート剤として好ましかった。クーロン効率(CE)は,pH4.0-10.0で,EDTAキレートプロセスで17.8±0.5%~75.1±0.5%,NTAキレートプロセスで9.6±0.8%~51.1±2.7%であった。Fe(III)/S2-比は,発電に大きな影響を示し,Fe(III)/S2-モル比を2.5:1から3.5:1に増すと,CEは25%以上改善した。H2Sを含むバイオガスへのこの新しいプロセスの適用は,H2S除去率99%,硫黄回収率78%,エネルギー回収率78.6%を実現し,燃料セル補助キレート鉄プロセスが,硫黄とエネルギー回収率のすぐれた,ガス中のH2S除去に有効であることを示唆した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
燃料電池  ,  有害ガス処理法  ,  資源回収利用 

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