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J-GLOBAL ID：201302296924794373   整理番号：13A0308562

ダイコン(Raphanus sativus)の成長に与えるDC電場の影響

Influence of DC Electric Field on Growth of Daikon Radish (Raphanus sativus)

著者 (3件)： OKUMURA Takamasa (Meijo Univ., Nagoya, JPN) ,  MURAMOTO Yuji (Meijo Univ., Nagoya, JPN) ,  SHIMIZU Noriyuki (Meijo Univ., Nagoya, JPN)
資料名： IEEE Transactions on Dielectrics and Electrical Insulation  (IEEE Transactions on Dielectrics and Electrical Insulation)
巻： 19  号： 6  ページ： 2237-2241  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： W0578A  ISSN： 1070-9878  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 世界の人口増加が加速しており,2011年には70億人を超えた。農地の悪化と水不足のために,世界は厳しい食糧不足に陥ると予測されている。このため,食品工場の収穫効率を改善するバイオ研究が要請されている。従来から,コロナ放電やDC電場が植物に与える影響に関する研究はあった。本稿では,DC電場によるダイコンの成長促進について調査した。ダイコンを,無電界およびDC電界の中で発芽させ,発芽後の芽の長さと発芽前後の重量変化を計り,電界の有無による差異を比較した。この結果,無電界の場合に比べて電界がある場合は,発芽率が高いこと,芽の長さが長いこと,芽の乾燥前重量は重いが乾燥重量は軽いことを確認した。電界中で発芽した場合に,芽の乾燥重量が軽いということは,電界が種子中の成分消費を促進しためと考える。以上から,DC電場がダイコンの成長を促進するものと考える。

シソーラス用語： *ダイコン ,  *成長 ,  *電場 ,  反応 ,  変化 ,  発芽 ,  乾物量 ,  人口問題 ,  増加 ,  食糧問題 ,  バイオテクノロジー
準シソーラス用語： *DC電場 ,  Raphanus sativus ,  バイオ ,  影響 ,  乾燥重量 ,  食料不足 ,  人口増加 ,  電界

分類 (2件)： 植物に対する影響  (EE04030Z) ,  野菜  (FC03043X)

タイトルに関連する用語 (4件)： ダイコン ,  Raphanus ,  成長 ,  DC電場