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J-GLOBAL ID：201302297034060301   整理番号：13A0712150

氷粒子充填層の融解過程における水路形成に関する基礎的検討

Fundamental Study on Generation of Water Channel in Melting Process of Ice Particle Bed

著者 (6件)： 浅岡龍徳 (青山学院大) ,  熊野寛之 (青山学院大) ,  岡田昌志 (青山学院大) ,  村上賢吾 (青山学院大) ,  五十嵐史雄 (青山学院大) ,  寺岡喜和 (金沢大 理工研究域)
資料名： 日本冷凍空調学会論文集  (Transactions of the Japan Society of Refrigerating and Air Conditioning Engineers)
巻： 30  号： 1  ページ： 43-55  発行年： 2013年03月31日 
JST資料番号： X0662A  ISSN： 1344-4905  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ダイナミック型氷蓄熱システムは冷却出力が高く,微細氷を筒状容器に充填する氷粒子充填層からの低温冷水取り出しは効果的な方法であるが,局所的融解等での性能低下が見られる。本研究で,氷粒子充填層の形状を制御し,融解形状の影響因子の明確化を試み,氷粒子充填層の融解挙動に関する基礎的な検討を行った。初めに,氷粒子充填層内の水の流れが融解形状に及ぼす基本的な影響を明確にし,次いで,融解形状等を制御する作用因子の影響を検討した。実験装置と実験方法,実験と同じ条件での簡単な数値解析のモデルおよび解析手法,数値解析の妥当性の確認等について説明し,気泡,仕切り板,空隙の影響についての考察を示した。結言として「流速が大きく,氷粒子径が大きいほど,不完全融解領域が広くなること,氷粒子充填層内に適切な体積の気泡が存在すると気泡が融解領域内を動き回ることで縦方向への融解を妨げること」等を明らかにした。

シソーラス用語： 粒子 ,  *固定層 ,  融解法 ,  水路 ,  氷蓄熱 ,  形状制御 ,  数値解析 ,  熱伝達 ,  水流
準シソーラス用語： *氷粒子 ,  充填層 ,  *融解【プロセス】

分類 (1件)： 冷凍機応用  (PD04000A)

引用文献 (12件)：

• 谷野正幸. 冷空論. 1998, 15, 3, 237
• 大河誠司. 冷空論. 2003, 20, 3, 287
• 大河誠司. 冷空論. 2004, 21, 1, 77
• 大平昭義. 冷空論. 1999, 16, 1, 77
• 梁取美智雄. 機論 B. 1998, 64, 619, 877

タイトルに関連する用語 (6件)： 氷粒子 ,  充填層 ,  融解 ,  過程 ,  水路 ,  基礎的検討