抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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現在,巷には情報が溢れ,個人の情報処理能力を遥かに超える情報量となっている。この過度の情報負荷に対して,遊びは,情報の単純化と複雑化という手段により,個人に適度の情報負荷をもたらすよう工夫されており,この遊びの方法論を現実の消費者行動に適用すると,消費者にも売手にも,いくつかの示唆が得らる。また,消費者は,意識的・無意識的に遊び概念の方法論に基づく情報負荷の加減を行っている。これに対して,売手側は,そのような消費者に対する徹底的な情報の絞込みをしなければならない。それは,製品そのものだけでなく,それに関わる情報提供においてもそうであり,2重の意味を持っている。その他,世の中を,また消費者行動を楽しくするためには,遊び(ゲーム)参加者である消費者と売手側の協同して工夫することの必要性を強調した。