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J-GLOBAL ID:201302297673321043   整理番号:13A1322633

大気中浮遊粒子の粒径別個数濃度及び金属濃度調査

Measurement of Size Distribution and Metal Content in Airborne Particle Matter
著者 (5件):
資料名:
号: 63  ページ: 255-265  発行年: 2013年03月 
JST資料番号: G0682A  ISSN: 1348-9046  CODEN: TKAKC7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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大気中浮遊粒子の動態調査を目的として,粒径7nm~10μmの粒子を粒径により12区分し,1年間の個数濃度測定及び粒子採取を行った。採取した粒子は,18種の金属成分について粒径別の濃度を測定した。粒子個数濃度の測定結果では,全粒径合計の年間平均値は14,000個/cm3であり,その75%は粒径が100nm以下のナノ粒子であった。季節別では,粒子個数濃度は夏期に低く,冬期に高い傾向がみられた。しかし,夏期には日中13時半頃にナノ粒子が増加する日内変動がみられ,その変化が気温やオキシダント濃度と有意な正の相関を示したことから,夏期のナノ粒子増加は光化学スモッグの発生に関連するものと考えられた。粒子中の金属測定は,マイクロウェーブ加熱分解/ICP-MS分析により行った。測定の結果,年間を通して毎月共通の粒径分布を示す金属が多いことが判明し,これらの粒径分布及び毎月の濃度変動より金属相互の関連を解析し,発生源を推定した。その結果,1μm以上の粒径に分布する金属の多くは主に土壌,1μm未満の粒子に分布する金属の多くは主にごみ焼却飛灰の寄与が大きいと推察された。検出された金属の年間平均値を粒径に基づいて比較すると,検出される主な金属が粒径により異なっており,粒径1μm以上の粒子ではFe,Ca,Mg,粒径0.3μm~0.8μmの粒子ではK,Ca,Zn,粒径0.2μm以下の粒子ではCaが主に検出された。(著者抄録)
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分類 (4件):
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粒状物調査測定  ,  重金属とその化合物一般  ,  大気中の汚染物質の物理分析  ,  質量分析 
タイトルに関連する用語 (5件):
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