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J-GLOBAL ID：201302297770674384   整理番号：13A0313205

核子-核子散乱の微視的光学模型における拡張Skyrme相互作用

Extended Skyrme interaction in the microscopic optical model of nucleon-nucleus scattering

著者 (2件)： PILIPENKO V.V. (National Sci. Center “Kharkov Inst. Physics and Technol.”, Kharkov, UKR) ,  KUPRIKOV V.I. (National Sci. Center “Kharkov Inst. Physics and Technol.”, Kharkov, UKR)
資料名： Physical Review. C. Nuclear Physics  (Physical Review. C. Nuclear Physics)
巻： 86  号： 6  ページ： 064613.1-064613.13  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： D0747A  ISSN： 0556-2813  CODEN： PRVCAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 単一粒子Green関数の質量演算子の計算に基礎を置く核子-原子核の微視的光学ポテンシャル模型を,密度依存項と運動依存項を追加した拡張Skyrme力改訂版を用いて改良し,核の性質,核物質の特性,核子-核子散乱オブザーバブルを同時に自己無矛楯に記述するために使用した。弾性中性子-核散乱の中から選んだケース(13.9MeV中性子の¹²⁰Sn核での散乱)の微分断面積と偏極を解析する最適化手続きによって,拡張Skyrme力拡張版用のパラメータの組をいくつか決定した。同手続きでは核物質の主要パラメータを同時に調整した。密度依存項と運動量依存項の両方に対する許容範囲が,実験データとの一致を著しく改善可能とすることを示した。提案した拡張Skyrme力改訂版は,様々な核構造の特性だけでなく,異なる入射核子エネルギーと広範囲にわたる質量数の標的核に対して,中性子および陽子散乱の断面積と偏極分解能を十分に記述した。考察したすべての場合において,特に入射エネルギーが高い場合に,標準の核子-核子Skyrme相互作用と比較して実験データとの一致は向上した。

シソーラス用語： *核子-核子相互作用 ,  *Skyrme相互作用 ,  *光学模型 ,  *中性子ビーム ,  核反応 ,  *p-A相互作用 ,  弾性散乱 ,  微分断面積 ,  偏極分解能
準シソーラス用語： *微視的光学ポテンシャル模型

分類 (1件)： 核子による反応・散乱  (BG04040N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 核子 ,  散乱 ,  光学模型 ,  拡張 ,  Skyrme相互作用