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J-GLOBAL ID：201302297844900705   整理番号：13A0762690

熱帯産有用早生樹Albizia falcatariaの生物活性抽出成分の探索

著者 (4件)： 鈴木利貞 (香川大 農) ,  柏原弘実 (香川大 農) ,  片山健至 (香川大 農) ,  FALAH Syamsul (ボゴール農大)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 63rd  ページ： ROMBUNNO.M28-P-PM13  発行年： 2013年 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Albizia falcataria(ファルカタ)はマメ科に属する広葉樹で,極めて成長の早い早生樹として知られ,5年~7年で10m以上に達し伐採が可能となる。天井材,家具用芯材,箱材,パルプ材等として幅広く利用され,インドネシアではsengon,日本国内では「南洋桐」とも呼ばれる。本研究ではファルカタの樹皮に含まれる有効抽出成分の探索を目的とした。アセトン抽出物有機層画分・水層画分についての抗酸化活性試験の結果,水層画分にTroloxを上回る強い活性が認められ,有機層画分にもTroloxには及ばないが,活性が認められた。ブラインシュリンプ致死性試験では,アセトン抽出物有機層画分・水層画分ともに僅かな活性が見られた。アセトン抽出物有機層画分は,中圧CC及び逆相HPLC分取により分離・精製を行い,主要成分としてガロカテキンのジメチルエーテル誘導体を単離した。(著者抄録)

シソーラス用語： *マメ科 ,  *生物活性 ,  *成分 ,  樹皮 ,  Artemia ,  *バイオアッセイ ,  酸素複素環化合物 ,  多価フェノール ,  芳香族縮合化合物 ,  *植物成分 ,  抽出成分 ,  *モルッカネム ,  Artemia salina ,  無脊椎動物
準シソーラス用語： Albizia falcataria ,  *ファルカタ ,  ブラインシュリンプ

分類 (3件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  森林植物学  (FF02020E) ,  樹皮,その他の林産物  (FF05050G)

物質索引 (1件)： ガロカテキン

タイトルに関連する用語 (6件)： 熱帯 ,  早生樹 ,  Albizia ,  生物活性 ,  抽出成分 ,  探索