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J-GLOBAL ID：201302297922918713   整理番号：13A1438981

高齢歩行者の危険な道路横断意思決定の予測子としての機能低下

Functional declines as predictors of risky street-crossing decisions in older pedestrians

著者 (3件)： DOMMES Aurelie (IFSTTAR, French Inst. of Sci. and Technol. for Transport, Dev. and Networks, Lab. for Road Operations, Perception ...) ,  CAVALLO Viola (IFSTTAR, French Inst. of Sci. and Technol. for Transport, Dev. and Networks, Lab. for Road Operations, Perception ...) ,  OXLEY Jennifer (MUARC, Monash Univ. Accident Res. Centre, Monash Injury Res. Inst., Clayton, AUS)
資料名： Accident Analysis & Prevention  (Accident Analysis & Prevention)
巻： 59  ページ： 135-143  発行年： 2013年10月 
JST資料番号： D0828A  ISSN： 0001-4575  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 実験は,どの程度まで,危険な道路横断決定が,機能的能力の低下により説明できるかを調査した。16名の若手(年齢20-35),17名の若年高齢者(60-67),および18名の高齢老人(年齢70-84)の参加者たちが,模擬した双方向道路環境において,道路横断タスクを実施し,視覚,認識および自動車能力を評価するテスト組を実施した。高齢老人歩行者たちが,若者または若年高齢者たちよりも,特に2方向からの交通が高速度で接近するときに,接近車両との衝突に至る傾向があった。回帰分析は,いくつかの機能的性能尺度を,これらの危険な選択の予測因子として明らかにした。横断に必要な時間を決定した歩行速度が,最も重要な役割を演ずることが示された。歩行者に横断に利用できる時間の情報を提供する,到着までの時間推定が,二番目に最も予測可能な因子であることがわかった。UFOV検査で評価された,視覚処理速度と視覚注意能力が,また役割を果たし,参加者たちが,彼らの注意を,適切な利用可能情報に集中し,またタイムリーで正確な意思決定を行うことを可能にする。注意のずれが4番目に大きな予測因子で,歩行者たちが,自らの横断戦略を,到来する道路交通情報に適応させることを可能にする。結果は,事故に巻き込まれるより大きなリスクは,年齢が増すにつれて,年齢に関係した,肉体的,視覚的,および認識的性能の低下を組み合わせた,多次元の説明が必要なことを示唆する。これらの判明事項は,制限速度,道路設計,および研修に関して,高齢歩行者たちの安全を改善するための含蓄をもつ。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *横断歩道 ,  *機能障害 ,  失認 ,  安全性 ,  シミュレータ ,  *老人 ,  認知障害
準シソーラス用語： 安全 ,  高齢化 ,  認知機能低下

分類 (1件)： 自動車事故,交通安全  (TB01050G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 歩行 ,  道路横断 ,  意思決定 ,  予測子 ,  機能低下