抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2012年7月25日,920MH2帯簡易無線局の高出力化(250mW)が可能となった。920MHz帯は免許不要の無線周波数帯として次世代配電網(スマートグリッド)やエネルギマネジメントシステム(xEMS:Energy Management System)を始め,様々な産業系アプリケーション分野での応用が期待されているだけでなく,世界各国で共通周波数帯化への動きも進展しており,昨今注目度の高い周波数帯である。本稿では,独自開発により国内初の技術基準適合証明を取得した920MHz帯高出力(250mW対応)無線システムを用いて,920MHz帯無線の伝搬性能特性(距離特性,受信電波強度,受信電波強度分散,パケットエラー率,等)のフィールド試験を実施した。250mW高出力時には見通し環境下にて20km程度の通信距離での安定通信を確認することができ,920MHz帯無線システムの適用分野拡大の可能性を示唆する結果を得た。(著者抄録)