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J-GLOBAL ID：201302298123273200   整理番号：13A0283401

スパッタ蒸着ナノカーボン膜電極による全DNA塩基についての界面動電パラメータの評価

Evaluation of Electrokinetic Parameters for All DNA Bases with Sputter Deposited Nanocarbon Film Electrode

著者 (6件)： KATO Dai (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Ibaraki, JPN) ,  SUMIMOTO Michinori (Yamaguchi Univ., Ube, JPN) ,  UEDA Akio (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Ibaraki, JPN) ,  HIRONO Shigeru (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Ibaraki, JPN) ,  HIRONO Shigeru (MES-Afty Corp., Tokyo, JPN) ,  NIWA Osamu (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Ibaraki, JPN)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 84  号： 24  ページ： 10607-10613  発行年： 2012年12月18日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らは最近,ナノ結晶sp²及びsp³ハイブリッド構造を有し,優れた電気化学特性を備えるスパッタ蒸着ナノカーボン膜を開発したが,本研究ではこのナノカーボン膜電極を用いて,DNA塩基の速度定数,拡散係数など界面動電パラメータを評価した。回転円盤電極測定によって塩基全てと電極の間の速度定数をよく評価することができた。各DNA塩基の速度定数は主にナノカーボン膜電極の表面酸素含有基に依存し,電気化学予備処理によってこれを制御できることが分かった。処理後の電極は全てのモノヌクレオチドについて最適の速度定数を示した。ピリミジン塩基に対する速度定数はプリン塩基に対するそれよりも明らかに低いが,拡散係数の間に大きな違いは認められなかった。これらの塩基全てに対する理論的酸化電位値は,このナノカーボン膜電極を用いた電気化学実験によるものによく一致した。

シソーラス用語： *核酸塩基 ,  *界面動電現象 ,  *定数 ,  *拡散係数 ,  *ボルタンメトリー ,  *炭素電極 ,  膜電極 ,  円盤電極 ,  電極過程 ,  クラスタ分子 ,  ナノ構造 ,  スパッタ蒸着 ,  ピリミジン塩基 ,  プリン塩基 ,  酸化還元電位 ,  パラメータ ,  サイクロトロン共鳴 ,  グアニンヌクレオチド ,  リボヌクレオチド ,  代謝産物 ,  電子構造 ,  密度汎関数法 ,  アデニンヌクレオチド ,  シトシンヌクレオチド ,  デオキシリボヌクレオチド ,  チミンヌクレオチド ,  ナノカーボン ,  酸化電位 ,  *速度定数
準シソーラス用語： DFT【関数】 ,  GMP ,  電子サイクロトロン共鳴

分類 (3件)： 核酸一般  (EB04010U) ,  界面化学一般  (CB12010J) ,  電気分析一般  (CC05010C)

物質索引 (3件)： AMP【ヌクレオチド】 ,  CMP ,  TMP

タイトルに関連する用語 (6件)： スパッタ蒸着 ,  ナノカーボン ,  膜電極 ,  界面 ,  パラメータ ,  評価