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J-GLOBAL ID：201302298226958090   整理番号：13A1355604

動く化学~ゲルを用いた機能性デバイス~

著者 (1件)： 高田主岳 (名古屋工大 大学院)
資料名： 化学と教育  (Chemistry & Education)
巻： 61  号： 8  ページ： 398-399  発行年： 2013年08月20日 
JST資料番号： G0942A  ISSN： 0386-2151  CODEN： KAKYEY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 温度,溶媒組成,イオン強度,電場,磁場,光等の変化によるゲルの収縮と膨潤を利用して,アクチュエータ,ゲルポンプ,分子バルブやセンサの機能性デバイスが作製されている。下記の3つの機能性デバイスの原理を説明した。1)ポリアクリル酸(PAA)ゲルのpHによる膨潤収縮-高pHでの膨潤と低pHでの収縮,2)PAAゲルのアクチュエータ-溶液中のキノンを酸化還元する事によるプロトンの放出によるpHの変化とゲル薄膜を裏表両面に被覆したに電極面の電場での屈曲,3)金メッシュ上にPAAゲルを被覆したカチオン応答型分子バルブ-金属カチオン(Na⁺,Ca²⁺イオン等)の流入に伴うPAAの収縮による溶液の透過と水洗浄に伴う膨潤による溶液の非透過性。

シソーラス用語： *ゲル ,  ポリアクリル酸 ,  pH依存性 ,  膨潤 ,  収縮 ,  アクチュエータ ,  ポンプ ,  弁 ,  センサ ,  *分子素子 ,  *ポリマゲル
準シソーラス用語： *高分子ゲル

分類 (2件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  ロボットの設計・製造・構造要素  (IC04013A)

引用文献 (6件)：

• TANAKA, T. Phys.Rev.Lett. 1978, 40, 820
• TAKADA, K. J.Electroanal.Chem. 2005, 585, 120
• TAKADA, K. Sens.Actrators. 2011, 160, 1586
• EDDINGTON, D.T. Lab on chip. 2001, 1, 96
• TAKADA, K. Sens.Actuators B. 2009, 142, 377

タイトルに関連する用語 (3件)： 化学 ,  ゲル ,  機能性