抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Mo及び炭化CoMo触媒上でのCOの水素化を,四重極質量分析(MS)及びin situ赤外(FTIR)分光分析測定によって評価した。Moと炭化CoMoの触媒特性の相違と,触媒活性におけるCo原子の役割を明らかにした。453Kで2%CO/61%H
2(残りはHe)気流中でのMS分析によって,973Kで炭素処理したCoMo触媒についてC
18Oを用いて表面吸着種由来のCO及びH
2を見積り,C
18Oが分離してH
218O及びC
18O
16Oを生成したことが分かった。H
2の導入はかなりの量のCH
4と,H
218OなしのH
216Oを少量生成した。その結果H
2の導入によって炭化CoMo上にCOが解離吸着して,OH基とCH
4を生成した。炭化CoMo触媒上での反応中,少量のCO
2が生成したが,これは973Kで炭化したMo触媒上でのCO
2の生成とは異なっていた。Mo
2CへのCoの導入は水性ガスシフト反応を妨げた。3016cm
-1でCH
4気体の吸収帯が検出され,これは873Kで炭化したMo触媒の表面上での3570-3760cm
-1の表面OH種の吸収帯の出現後に著しく増した。H
2Oの生成はCH
4の生成に先行した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.