抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
基材として合成皮革と塩化ビニルレーザーを用い,既知で異なった風合いを有する3種の改質剤とポリウレタン樹脂溶液および艶消し剤で構成された4種の表面処理剤を調製し,これらを基材に塗工後乾燥し,表面摩擦特性の測定と解析を行なった。人間の指を想定して凹凸を施したシリコーンゴム製摩擦子を使用し,KES-FB4で行なった表面摩擦特性の測定から,風合い改質剤の持つ特徴的な風合いを捉えることが出来る可能性があることを確認した。合成皮革と塩化ビニルレーザーにより処理された表面を分析することで,可塑剤の有無による表面処理の風合い差を捉えることが出来る可能性について確認できた。使用用途に応じて異なった風合いに仕上げられた商品化される天然皮革や皮革に類するものの表面の風合いが数値化できる可能性を有していることを示した。