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J-GLOBAL ID：201302299112551050   整理番号：13A1719058

地域社会における基質特異性拡張型β-ラクタマーゼのヒト糞便中保有の動向:CTX-Mの世界規模化に向けて

Trends in Human Fecal Carriage of Extended-Spectrum β-Lactamases in the Community: Toward the Globalization of CTX-M

著者 (5件)： WOERTHER Paul-Louis (Inst. Gustave Roussy, Villejuif, FRA) ,  BURDET Charles (Univ. Paris Diderot, Paris, FRA) ,  BURDET Charles (Hospital Bichat-Claude Bernard, Paris, FRA) ,  CHACHATY Elisabeth (Inst. Gustave Roussy, Villejuif, FRA) ,  ANDREMONT Antoine (Univ. Paris Diderot, Paris, FRA)
資料名： Clinical Microbiology Reviews  (Clinical Microbiology Reviews)
巻： 26  号： 4  ページ： 744-758  発行年： 2013年10月 
JST資料番号： T0713A  ISSN： 0893-8512  CODEN： CMIREX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 基質特異性拡張型β-ラクタマーゼ産生腸内細菌(ESBL-E)の糞便中保有率の動向に注目し,世界の様々な地域の健康な人で構成される集団で行われた研究について以下の項目で概説した。1)世界的伝播および分布,2)地域特異性,3)伝播ルート,菌株多様性,感染,4)酵素,5)入院における保菌者の扱い方,6)地域社会集団での保有を予防し減少させる方法。2000年代初頭にESBL酵素が地域社会で大流行し,それ以降世界各地で増加しているが,発展途上国での増加が著しい。また,ESBLのタイプのうち,CTX-M酵素,特にCTX-M-15が支配的である。CTX-M保有は世界的大流行へと進展しているが,まだその記述は不十分である。適切な制御方法の開発のためには,その動態および生物学のより深い知見が求められる。

シソーラス用語： *β-ラクタマーゼ ,  院内感染 ,  ヒト ,  地域差 ,  大腸菌 ,  糞便 ,  細菌 ,  薬物耐性
準シソーラス用語： CTX-M ,  *基質特異性拡張型βラクタマーゼ ,  基質特異性拡張型βラクタマーゼ産生菌 ,  *市中感染 ,  世界的大流行

分類 (1件)： 疫学  (GB03000E)

タイトルに関連する用語 (11件)： 地域 ,  社会 ,  基質特異性 ,  拡張 ,  β-ラクタマーゼ ,  ヒト ,  糞便 ,  保有 ,  動向 ,  CTX ,  世界規模