直接メタノールおよびプロトン交換膜燃料電池向けのブレンド膜

Perumal Bhavani; Dharmalingam Sangeetha

文献

J-GLOBAL ID：201302299139236840 整理番号：13A0906182

直接メタノールおよびプロトン交換膜燃料電池向けのブレンド膜

BLEND MEMBRANES FOR DIRECT METHANOL AND PROTON EXCHANGE MEMBRANE FUEL CELLS

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資料名：
巻： 30 号： 4 ページ： 548-560 発行年： 2012年
JST資料番号： C2566A ISSN： 0256-7679 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：シンガポール (SGP) 言語：英語 (EN)

35%スルホン化度で調製したスルホン化ポリスチレンエチレンブチレンポリスチレン(SPSEBS)は,高い弾力性を示し,その初期長さの最高300%~400%まで引き伸ばせることがわかった。それは,重量換算で,110%以上の水を吸収した。この膜の大きな欠点は,機械特性に乏しいことであり,燃料電池での高分子電解質としての使用に適していなかった。この点を克服するために,SPSEBSをポリビニリデンフルオリド(PVDF)(疎水性高分子)とブレンドした。ブレンド膜は,ベースポリマーより,良好な機械特性示した。ブレンド膜の吸水性,イオン交換容量およびプロトン伝導性に及ぼすPVDF含有量の効果を研究した。本論文では,最近の研究結果を応用して,触媒のインクスプレーと熱圧縮成型を組み合わせて,最適自家製膜電極集合体(MEA)調製技術を開発した。この調製方法では,方式単純化および原価低減を目的に,簡便な方法を選んだ。SPSEBS使用セルの開回路電圧は,0.980Vであり,Nafion117使用セル(0.790V)と比較して高かった。本研究から,プロトン交換膜燃料電池(PEMFC)および直接メタノール燃料電池(DMFC)利用に好適な高分子電解質膜を,適切な割合で,SPSEBSとPVDFをブレンドすることにより,得られると結論づけた。メタノール透過性および選択性は,DMFC性能に強い影響を及ぼした。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

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燃料電池

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