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J-GLOBAL ID:201302299214833220   整理番号:13A0919775

Cコンパイラ&最適化入門 第5章 CPUメーカ純正環境ならできる!アドレス情報の節約 コンパイラとリンカが連携!グローバル変数アクセスの最適化

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巻: 39  号:ページ: 106-111  発行年: 2013年07月01日 
JST資料番号: L0339A  ISSN: 0387-9569  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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C言語では外部変数が必ずメモリに割り付けられ,アクセスされるたびにアドレス情報を汎用レジスタにロードするのでプログラム・サイズにおける効率が悪い。本論文では,ルネサス純正コンパイラにおける外部変数のアドレス情報最適化について述べた。まず,前述したプログラム・サイズの削減には外部変数を構造体化する方法が求められることを説明した。次に,ルネサス製コンパイラでは「外部変数アクセス最適化を行う」オプションを指定すると,コンパイラが自動的に外部変数を構造体化できるので,1)ソース・ファイル内に変数定義がある場合の「モジュール内で最適化」,2)ファイル間にまたがるすべての外部変数を構造体化する「モジュール間で最適化」オプションの効果を示した。また,2)ではリンケージを行う際に外部変数の割り付くセクションをアライメントの小さい順に配置した方が最適化効率が高いこと,及び無修正のソース・ファイルまでオブジェクト・コードが変更される点に注意が必要なことを論じた。さらに,RXファミリ用C/C++コンパイラ・パッケージで導入されたリンカでの最適化機構として分岐命令の最適化,及びアドレッシング・モードの短縮について説明した。実際にμT-Kernelのリファレンス・コードに対してリンカ最適化を実施したところ,7%のコード効率を改善できた。
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分類 (2件):
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言語プロセッサ  ,  汎用プログラミング言語 
タイトルに関連する用語 (12件):
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