抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
人と人のフェイス・トゥ・フェイスの会話をセンシングすることによって,コミュニケーションを可視化する技術Voistrap(ボイストラップ)を開発した。本システムは,IDカード型のクライアント端末と,発話データを受信する無線基地局,および複数の無線基地局とLANで結ばれたデータサーバーで構成される。クライアント端末のストラップ内に複数の小型マイクを装備し,マイク間の音圧比で発話者を特定する。プライバシーやセキュリティーへの不安を回避するため,発話内容ではなく発話のタイミングだけをセンシングしている。各ユーザーの発話量や,発話タイミングから求めた会話ネットワークを基に,どのようなコミュニケーションが行われているかを推定する。会議や研修における検証実験で,コミュニケーションの可視化と,可視化がもたらすコミュニケーションの改善効果を確認した。(著者抄録)