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J-GLOBAL ID：201302299548930162   整理番号：13A1493617

サイトカインと皮膚バリア

Cytokines and the Skin Barrier

著者 (4件)： HAENEL Kai H. (RWTH Aachen Univ., Aachen, DEU) ,  CORNELISSEN Christian (RWTH Aachen Univ., Aachen, DEU) ,  LUESCHER Bernhard (RWTH Aachen Univ., Aachen, DEU) ,  BARON Jens Malte (RWTH Aachen Univ., Aachen, DEU)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 14  号： 4  ページ： 6720-6745 (WEB ONLY)  発行年： 2013年04月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 皮膚は人体で最大の器官であり,有害環境や水分の無秩序な損失から人間を保護するバリアを構築している。ケラチン細胞は,形態変化および構造的安定性に関わる角質化と呼ばれる高度に複雑な分化過程を経ることによって皮膚バリアを形成する。表皮の角質化過程の変更は皮膚バリアの形成に影響を及ぼす。典型的にこのことは皮膚に障害をもたらし,そのことが免疫学的に反応性である皮膚中に物質の進入を可能にする。このことは皮膚における炎症性過程に寄与し,その過程を促進するが,他の器官にも影響を与える。アトピー性皮膚炎および乾癬を含む多くの一般的皮膚炎において,皮膚バリアの形成不全が認められる。これらの疾患において,皮膚内のサイトカイン構成は正常人皮膚と比べて異なっている。このことはサイトカインを産生する皮膚常在細胞の成果であるが,新たな免疫細胞が集められるからでもある。欠陥皮膚に見いだされるサイトカインは分化と角質化における種々の過程に影響を及ぼす可能性がある。本稿では,健康な皮膚と炎症性皮膚病へのサイトカインとそれらの機能の関与について最新の知識を要約する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *サイトカイン ,  生体防御 ,  *皮膚 ,  角質化 ,  アトピー性皮膚炎 ,  乾癬 ,  インターロイキン ,  タンパク質 ,  ケラチン ,  ケラチン細胞 ,  フィラグリン ,  インボルクリン ,  動物タンパク質
準シソーラス用語： *皮膚バリア

分類 (2件)： サイトカイン  (EB08090G) ,  外皮一般  (EJ11010C)

タイトルに関連する用語 (2件)： サイトカイン ,  皮膚バリア