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J-GLOBAL ID：201302299683042331   整理番号：13A1505388

脳機能の制御における核のカルシウムシグナリング

Nuclear calcium signalling in the regulation of brain function

著者 (1件)： BADING Hilmar (Univ. Heidelberg, Heidelberg, DEU)
資料名： Nature Reviews. Neuroscience  (Nature Reviews. Neuroscience)
巻： 14  号： 9  ページ： 593-608  発行年： 2013年09月 
JST資料番号： W1331A  ISSN： 1471-003X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シナプス活動は記憶形成や依存症などの永続的な変化を脳にもたらす。この永続的な脳機能の変化には遺伝子発現の変化が伴う。シナプスから核へのシグナルとして一過性のカルシウム濃度変化(トランジェント)が想定され,核におけるカルシウムトランジェントが長期にわたるニューロンの機能の変化を引き起こすという「核カルシウム仮説」が提唱されている。この総説では,この仮説を支持する最近の知見を以下の項目で解説した。1)シナプスから核へのシグナリング,2)何故カルシウムが,何故核のカルシウムが,3)核のカルシウムトランジェントの発生,4)核のカルシウムは転写を制御する,5)核のカルシウムの機能的役割,6)核のカルシウムシグナリングの機能障害。

シソーラス用語： *神経生理 ,  シナプス ,  遺伝子発現 ,  神経伝達 ,  カルシウム ,  細胞内分布 ,  濃度 ,  ニューロン ,  神経可塑性 ,  *カルシウムシグナリング ,  シナプス可塑性 ,  シナプス伝達 ,  細胞内カルシウム濃度 ,  細胞内シグナル伝達 ,  *脳機能 ,  *シグナル伝達 ,  *遺伝子発現調整 ,  細胞内カルシウム ,  *転写調節 ,  分子遺伝現象 ,  *遺伝
準シソーラス用語： *細胞情報伝達 ,  *遺伝的調節 ,  細胞内カルシウムイオン ,  *転写制御

分類 (3件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (3件)： 脳機能 ,  核 ,  カルシウムシグナリング