文献

J-GLOBAL ID：201302299732454497   整理番号：13A1313887

Drosophila melanogasterにおける中程度および高度のDDT耐性と関係した遺伝子の全ゲノム解析

Genome-wide analysis of genes associated with moderate and high DDT resistance in Drosophila melanogaster

著者 (9件)： QIU Xinghui (Inst. of Zoology, Chinese Acad. of Sci., Beijing, CHN) ,  SUN Weilin (Univ. Illinois, IL, USA) ,  MCDONNELL Cynthia M (Univ. Illinois, IL, USA) ,  LI-BYARLAY Hongmei (Univ. Illinois, IL, USA) ,  STEELE Laura D (Univ. Illinois, IL, USA) ,  WU Jing (Purdue Univ., IN, USA) ,  XIE Jun (Purdue Univ., IN, USA) ,  MUIR William M (Purdue Univ., IN, USA) ,  PITTENDRIGH Barry R (Univ. Illinois, IL, USA)
資料名： Pest Management Science  (Pest Management Science)
巻： 69  号： 8  ページ： 930-937  発行年： 2013年08月 
JST資料番号： C0146B  ISSN： 1526-498X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 同義遺伝子の過剰発現と関係する中程度から高度のDDT耐性は,一般的には多遺伝子性であると考えられている。しかし,昆虫が耐性になるための分子機構は不明である。本研究ではショウジョウバエのDDT耐性と関係した遺伝子を,全ゲノムのマイクロアレイ解析によって確認した。高度の耐性株では,中程度の耐性株および感受性株よりも多くの遺伝子が過剰転写されることが判明した。さらにコンピュータ支援モチーフ発見法により,耐性遺伝子の転写因子結合部位が存在すると考えられた。この結合部位は,高度および中程度の耐性株において共通に,差別的に転写する遺伝子と関係したグルココルチコイド様の結合モチーフであった。

シソーラス用語： *農薬耐性 ,  遺伝子 ,  *ショウジョウバエ ,  遺伝子発現 ,  多重遺伝子族 ,  有機塩素系殺虫剤 ,  転写因子 ,  結合部位 ,  グルココルチコイド ,  モノオキシゲナーゼ ,  グルタチオントランスフェラーゼ ,  遺伝学実験技術 ,  *ゲノム ,  芳香族塩素化合物
準シソーラス用語： Drosophila melanogaster ,  全ゲノム解析

分類 (3件)： 遺伝子の構造と化学  (EC02020U) ,  害虫に対する農薬  (FB06020U) ,  昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U)

物質索引 (1件)： DDT

タイトルに関連する用語 (5件)： Drosophila ,  DDT ,  耐性 ,  遺伝子 ,  全ゲノム解析