抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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観点別に示された学部・学科の教育目的とシラバスに記載された各授業の到達目標との対応関係を明示したマトリックスであるカリキュラムマップ(CM)は大学教育の質保証,カリキュラム改革や授業改善への合理的枠組みとして有効である事が示された。本論文では本学における教育の質保証のために教育の達成度を評価するツールとしてのCMの具体的活用施策を述べた。まず,カリキュラム表の科目区分毎に単位数で正規化したCMを可視化した。この評価結果に基づいて,改善に向けてのPDCAサイクルの一環として,各授業科目の達成目標やカリキュラムの検討を実施した。更に,教育の成果を測れるディプロマポリシー(DP)とCMとの整合性をチェックし,年次毎にDP充足度を調査する事によって,CMに基づいた教育目標を明確化した。