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J-GLOBAL ID:201302299974540207   整理番号:13A0608629

ガスクロマトグラフィー-マススペクトロメトリーによるメタボロミクスに基づくII型糖尿病治療における根茎コプチディスのメカニズムの探索

Exploring the mechanism of Rhizoma coptidis in treating type II diabetes mellitus based on metabolomics by gas chromatography-mass spectrometry
著者 (6件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 8-13  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2150A  ISSN: 1000-8713  CODEN: SEPUER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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II型糖尿病の治療における根茎コプチディスのメカニズムを探索するためにメタボロミクスを使用した。脂肪乳剤の食餌と共にストレプトゾシン(40mg/kg)投与によって,II型糖尿病のラットモデルを構築した。ラットは4つの群,対照群,モデル群,根茎コプチディス群(10g/kg),およびメトフォルミン群(0.08g/kg)に分けた。30日間の投与後,生物医学的指標をテストするために血液サンプルを採取し,そして,メタボロミクス実験のために24時間尿サンプルを採取した。根茎コプチディス群において,絶食時血糖(FBG),総コレステロール(TC),および総血漿トリグリセリド(TG)は,モデル群におけるそれら値と比べてそれぞれ59.26%,58.66%,および42.18%と有意に低下した。ガスクロマトグラフィー-マススペクトル分析に基づき,糖尿病治療おける根茎コプチディスのメカニズムを研究するために尿メタボロミクス法を用いた。主成分分析により,モデル群と対照グループは2つの異なるクラスタに分けられることが明らかとなった。根茎coptidis群は,対照群に近いモデル群と対照群との間に位置していた。12の有意に変化した糖尿病代謝物が検出,同定され,それには4-メチルフェノール,安息香酸,アミノマロン酸などが含まれた。根茎コプチディスを糖尿病ラットに投与後,7つの代謝物が有意に変化し,そして,酸化ストレスに関連するL-アスコルビン酸とアミノマロン酸は,有意に正常レベルに調節された。薬理学的結果は,根茎コプチディスが抗高血糖,そして,抗高脂血症効果を発現していることを示した。根茎コプチディスは,糖尿病の合併症の発病をある程度防ぐ抗酸化能を有していた。本研究は,漢方薬の治療メカニズムを研究するためにメタボロミクス法が有用な手段であることを示す。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
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ガスクロマトグラフィー  ,  質量分析 

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