特許
J-GLOBAL ID:201303001301334987

衛生薄葉紙の積層体、カートン、及び衛生薄葉紙の積層体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 赤尾 謙一郎 ,  下田 昭 ,  栗原 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-011291
公開番号(公開出願番号):特開2013-146493
出願日: 2012年01月23日
公開日(公表日): 2013年08月01日
要約:
【課題】衛生薄葉紙の積層体の高さを確実に低くし、さらに季節による積層体の高さの変動を抑制することができる衛生薄葉紙の積層体を提供する。【解決手段】衛生薄葉紙の積層体であって、乾燥時の横方向の引張強さが1組当り下記DCDT(N/25mm)で表され、湿潤時の縦方向の引張強さが1組当り下記WMDT(N/25mm)で表され、かつ、密度が下記D(g/cm3)で表され、積層体は衛生薄葉紙を折込んだ後にプルユニットにより積層方向に圧縮加工されて製造され、(圧縮加工後の積層体の高さt)/(圧縮加工前の積層体の高さtx)で表される嵩復元率が80%以下であり、(プルユニットの間隙G)/(tx)で表される圧縮率が30〜50%であり、圧縮加工後の積層体の高さH(mm)が、前記衛生薄葉紙の枚数(N)と1枚当りの坪量(BW(g/m2))に対し、N×0.1×α×BW≦H≦N×0.11×α×BWで表される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
1〜4プライを1組とする衛生薄葉紙を積層して交互に会合するように折込んだ衛生薄葉紙の積層体であって、 前記衛生薄葉紙はティッシュペーパー、ペーパータオル又はトイレットペーパーであり、JIS P 8113に基づく乾燥時の横方向の引張強さが1組当り下記DCDT(N/25mm)で表され、JIS P 8113に基づく湿潤時の縦方向の引張強さが1組当り下記WMDT(N/25mm)で表され、かつ、密度が下記D(g/cm3)で表され、 前記積層体は、前記衛生薄葉紙を折込んだ後にプルユニットにより積層方向に圧縮加工されて製造され、(圧縮加工後の前記積層体の高さt)/(圧縮加工前の前記積層体の高さtx)で表される嵩復元率が80%以下であり、 (前記プルユニットの間隙G)/(圧縮加工前の前記積層体の高さtx)で表される圧縮率が30〜50%であり、 前記圧縮加工後の積層体をJIS P 8111に規定する雰囲気(23±1°C、50±2%RH)で平衡状態に保持後の高さH(mm)が、前記衛生薄葉紙の枚数(N)と1枚当りの坪量(BW(g/m2))に対し、N×0.1×α×BW≦H≦N×0.11×α×BWで表される、衛生薄葉紙の積層体。 但し、前記衛生薄葉紙がティッシュペーパーの場合、α=0.08、BW=9.0〜18.0、DCDT=0.5以上、WMDT=0.5以上、D=0.15〜0.22;前記衛生薄葉紙がペーパータオルの場合、α=0.06、BW=15.0〜50.0、DCDT=1.5以上、WMDT=3.0以上、D=0.25〜0.40;前記衛生薄葉紙がトイレットペーパーの場合、α=0.12、BW=12.0〜25.0、DCDT=0.75以上、D=0.15〜0.22
IPC (6件):
A47K 10/16 ,  A47K 10/20 ,  A47K 10/42 ,  B65D 83/08 ,  D21H 27/00 ,  D21H 27/30
FI (6件):
A47K10/16 C ,  A47K10/20 B ,  A47K10/42 B ,  B65D83/08 A ,  D21H27/00 F ,  D21H27/30 B
Fターム (6件):
3E014LA09 ,  4L055EA07 ,  4L055EA08 ,  4L055FA13 ,  4L055FA16 ,  4L055GA29
引用特許:
審査官引用 (3件)

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