特許
J-GLOBAL ID:201303001445480570

ディジタル・ホログラムを数値的に再構成することにより、振幅コントラスト画像と定量的位相コントラスト画像を同時に形成する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 石田 敬 ,  鶴田 準一 ,  下道 晶久 ,  西山 雅也 ,  樋口 外治
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-574990
特許番号:特許第4772961号
出願日: 1999年10月07日
請求項(抜粋):
【請求項1】 拡大用または縮小用光学素子を通る物体波と、参照波との干渉によって得られる、サンプルのディジタル・ホログラムを数値的に再構成することによってサンプルの振幅コントラスト画像と定量的位相コントラスト画像を同時に形成する方法であって、 a)光源を用いてサンプルのホログラムを作り、 b)画像取得システムを用いてこのホログラムを取得し、 c)画像ディジタイザを用いてこのホログラムをディジタル化することによりディジタル・ホログラムを作り、 d)このディジタル・ホログラムをコンピュータまたはプロセッサに送り、 e)上記参照波に基いてディジタル参照波を決定し、参照波パラメータとなる第2の再構成パラメータ群を決定し、 f)ディジタル・ホログラムとディジタル参照波の積を計算して、放射されるディジタル波面をホログラム面に生み出し、 g)再構成距離となる第1の再構成パラメータ群を決定し、 h)スカラー近似での波の回折を記述する積分の数値計算を行なって、ホログラム面から再構成距離だけ離れた観測面に伝播するディジタル波面を算定することにより、観測面に再構成されるディジタル波面を求め、 i)位相収差関数に基いてディジタル位相マスクを決定し、拡大用または縮小用光学素子を通過する波面の変形を表わす上記位相収差関数の位相収差関数補正パラメータとなる第3の再構成パラメータ群を決定し、 j)観測面に再構成されるディジタル波面とディジタル位相マスクの積を計算することによって位相収差関数をディジタルに補正して、補正されたディジタル再構成波面を観測面に取得し、 k)観測面におけるこの補正されたディジタル再構成波面の係数または係数の二乗を計算してサンプルの振幅コントラスト画像を取得し、 l)観測面におけるこの補正されたディジタル再構成波面の引数を計算して、サンプルの定量的位相コントラスト画像を取得し、 m)ステップf)、h)、k)、j)、i)の繰り返しを含むループ計算によって繰り返して調節することによって再構成パラメータの調節を行ない、再構成パラメータを正確に決定する 、という各ステップを含む方法。
IPC (5件):
G03H 1/04 ( 200 6.01) ,  G03H 1/08 ( 200 6.01) ,  G03H 1/10 ( 200 6.01) ,  G03H 1/22 ( 200 6.01) ,  G03H 1/28 ( 200 6.01)
FI (5件):
G03H 1/04 ,  G03H 1/08 ,  G03H 1/10 ,  G03H 1/22 ,  G03H 1/28
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
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