特許
J-GLOBAL ID:201303001521411869

細胞分離用接着基板

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-040201
公開番号(公開出願番号):特開2013-172690
出願日: 2012年02月27日
公開日(公表日): 2013年09月05日
要約:
【課題】 細胞と細胞分離用接着基板との接着力を精密に調整する手段を提供し、異なる細胞種であっても、細胞と細胞分離用接着基板の接着力を同様の接着力に調整することを可能とし、これにより、同一のマーカー結合物質固定化針状物で、様々な細胞種に関わらず、標的のマーカー物質発現細胞を極めて能率的に、釣り上げ分離可能とする手段を提供しようとするものである。 【解決手段】 キレート剤を含有する、BSA(ウシ血清アルブミン)及びBAM(Biocompatible Anchor for Membrane)-BSA複合体の混合物からなる被膜形成剤を用いて、BSAとBAM-BSA複合体の混合割合を変更することにより、細胞分離用接着基板材料上に被膜を形成する。細胞と細胞分離用接着基板との接着力はBSAとBAM-BSA複合体の混合割合を変更することにより、細胞種によらず、細胞と細胞分離用接着基板との接着力を任意に調整できる。 【選択図】 図1
請求項(抜粋):
マーカー結合物質固定針状物により、マーカー物質発現細胞を釣り上げ、分離する装置に用いる細胞分離用接着基板の製造方法であって、キレート剤を含み、BSA(ウシ血清アルブミン)とBAM(Biocompatible Anchor for Membrane)-BSA複合体を混合した被膜形成剤を用いて、細胞分離用接着基板材料表面に被膜を形成することにより、細胞と該基板との接着力を、200pNを超え、5nN未満に調節することを特徴とする、上記細胞分離用接着基板の製造方法。
IPC (2件):
C12M 1/00 ,  C12M 3/00
FI (2件):
C12M1/00 A ,  C12M3/00 A
Fターム (15件):
4B029AA02 ,  4B029AA09 ,  4B029BB11 ,  4B029CC01 ,  4B029CC02 ,  4B029DF10 ,  4B029GA08 ,  4B029GB05 ,  4B029GB09 ,  4B029HA02 ,  4B065AA90X ,  4B065BB19 ,  4B065BD14 ,  4B065CA44 ,  4B065CA46
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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