特許
J-GLOBAL ID:201303001555458783

半完結スカイビング法を実行するための対応するスカイビングツールを有する半完結スカイビング加工の方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山田 卓二 ,  田中 光雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-204456
公開番号(公開出願番号):特開2013-063506
出願日: 2012年09月18日
公開日(公表日): 2013年04月11日
要約:
【課題】ツールの寿命を出来る限り長くする。【解決手段】本発明の方法は、歯車の歯の製造中に、交互式の半完結法を利用して、異なる設定が用いられるが、同じツール100を用いて、2つの側面が連続的にスカイビング加工される。半完結法の性質上、例えば、ツールの全左側面の刃先が2回使用され、全右側面の刃先が1回のみ使用される。本発明によれば、歯車の歯の製造において、第1のワークピース50.1の加工中により激しい負荷にさらされた一方の側面の刃先が、次の工程では少ない頻度で使用されるように、同じツール100が使用される。このことは、他方の側面の刃先が、第2のワークピース50.2の加工中により激しく又はより頻繁に使用されることで成し遂げられる。【選択図】図7
請求項(抜粋):
回転対称性の周期構造を有する第1のワークピース(50.1)と第2のワークピース(50.2)とをスカイビングツール(100)を用いてスカイビング加工するための方法であって、 第1のワークピース(50.1)を提供するステップと、 第2のワークピース(50.2)を提供するステップと、を有し、 第1のワークピース(50.1)を提供するステップは、 第1のワークピース(50.1)に対して、前記スカイビングツール(100)を第1の相対位置(RP1)に位置付けるステップと、 第1のワークピース(50.1)の第1のスカイビング加工動作を実行するステップであって、該第1のスカイビング加工動作において、第1のワークピース(50.1)の周期構造の全右側面(54)又は全左側面(53)の一方を仕上げ加工し、他方を予備加工するステップと、 第1のワークピース(50.1)に対して、前記スカイビングツール(100)を第2の相対位置(RP2)に位置付けるステップと、 第1のワークピース(50.1)の第2のスカイビング加工動作を実行するステップであって、該第2のスカイビング加工動作において、第1のワークピース(50.1)の周期構造の左右の側面(53,54)のうち、第1のスカイビング加工動作において予備加工しかされなかった側面を仕上げ加工するステップと、を有し、 第2のワークピース(50.2)を提供するステップは、 第2のワークピース(50.1)に対して、前記スカイビングツール(100)を第3の相対位置(RP1)に位置付けるステップと、 第2のワークピース(50.1)の第3のスカイビング加工動作を実行するステップであって、該第3のスカイビング加工動作において、 第1のワークピース(50.1)において第1のスカイビング加工動作の実行中に前記周期構造の全左側面(53)が仕上げ加工された場合に、第2のワークピース(50.2)の周期構造の全右側面(54)を仕上げ加工するとともに、前記左側面(53)を予備加工する動作と、 第1のワークピース(50.1)において第1のスカイビング加工動作の実行中に前記周期構造の全右側面(54)が仕上げ加工された場合に、第2のワークピース(50.2)の周期構造の全左側面(53)を仕上げ加工するとともに、前記右側面(54)を予備加工する動作とのうち、いずれか一方の動作を実行するステップと、 第2のワークピース(50.2)に対して、前記スカイビングツール(100)を第4の相対位置(RP4)に位置付けるステップと、 第2のワークピース(50.2)の第4のスカイビング加工動作を実行するステップであって、該第4のスカイビング加工動作において、第2のワークピース(50.2)の周期構造の左右の側面(53,54)のうち、第3のスカイビング加工動作において予備加工しかされなかった側面を仕上げ加工するステップと、を有する、方法。
IPC (1件):
B23F 5/16
FI (1件):
B23F5/16
Fターム (2件):
3C025AA03 ,  3C025AA12
引用特許:
出願人引用 (2件)

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