特許
J-GLOBAL ID:201303001821335960

画像復号装置、画像復号方法及び画像復号プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森下 賢樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-178077
公開番号(公開出願番号):特開2013-059024
出願日: 2012年08月10日
公開日(公表日): 2013年03月28日
要約:
【課題】動き情報を処理する際の負荷を抑制しつつ、動き情報の符号化効率を向上させる。【解決手段】復号対象ブロックの参照ピクチャのインデックスと、前記復号対象ブロックに隣接する複数の参照ブロックの符号化情報に含まれる参照ピクチャのインデックスとが異なる場合、前記参照ブロックの符号化情報に含まれる動きベクトルを、前記復号対象ブロックが存在する復号対象ピクチャと前記復号対象ブロックの前記参照ピクチャのインデックスに基づいて特定される参照ピクチャとのピクチャ間距離に対応させるためのスケーリング処理が実行可能である。一つの復号対象ブロックに対する参照候補リストが生成される際の、前記符号化情報の導出における前記スケーリング処理の回数に上限が設定されている。【選択図】図4
請求項(抜粋):
動画像の各ピクチャを分割したブロック単位で動きベクトルを検出して符号化された符号列を復号する画像復号装置であって、 復号対象ブロックに隣接する参照ブロックの動きベクトルを含む符号化情報を特定するための参照ブロックのインデックス、前記復号対象ブロックが動き補償にて参照するピクチャを特定するための参照ピクチャのインデックス、及び前記復号対象ブロックの動きベクトルと前記参照ブロックのインデックスに基づいて特定される参照ブロックの動きベクトルから導出される予測ベクトルとの差分ベクトルが符号化された第1符号化データと、復号対象ブロックの画像信号と予測信号との残差信号が符号化された第2符号化データを分離する分離部と、 前記第1符号化データを復号する第1符号化データ復号部と、 前記復号対象ブロックに隣接する複数の参照ブロックの中から、復号された前記参照ブロック候補のインデックスをもとに特定される参照ブロックの符号化情報に含まれる動きベクトルを用いて、前記復号対象ブロックの予測ベクトルを導出し、その導出した予測ベクトルと復号された差分ベクトルを加算して、前記復号対象ブロックの動きベクトルを算出する動きベクトル算出部と、 前記第2符号化データを復号する第2符号化データ復号部と、 前記第2符号化データ復号部により復号された残差信号と、算出された前記復号対象ブロックの動きベクトルに基づき生成された前記復号対象ブロックの予測信号を加算して前記復号対象ブロックの画像信号を再生する重畳部と、を備え、 前記動きベクトル算出部は、 前記復号対象ブロックに隣接する既に復号された複数のブロックから、参照候補とすべき符号化情報を導出し、その導出した符号化情報をもとに参照候補リストを生成し、前記復号された参照ブロックのインデックスをもとに前記参照候補リストから前記復号対象ブロックの予測ベクトルの導出に用いた符号化情報を特定してその予測ベクトルを得る処理を行い、 前記復号対象ブロックの前記参照ピクチャのインデックスと、前記復号対象ブロックに隣接する複数の参照ブロックの符号化情報に含まれる参照ピクチャのインデックスとが異なる場合、前記参照ブロックの符号化情報に含まれる動きベクトルを、前記復号対象ブロックが存在する復号対象ピクチャと前記復号対象ブロックの前記参照ピクチャのインデックスに基づいて特定される参照ピクチャとのピクチャ間距離に対応させるためのスケーリング処理が実行可能であり、 一つの復号対象ブロックに対する参照候補リストが生成される際の、前記符号化情報の導出における前記スケーリング処理の回数に上限が設定されている、 ことを特徴とする画像復号装置。
IPC (1件):
H04N 7/32
FI (1件):
H04N7/137 Z
Fターム (25件):
5C159MA04 ,  5C159MA05 ,  5C159MA21 ,  5C159NN11 ,  5C159NN28 ,  5C159PP04 ,  5C159RC16 ,  5C159RC38 ,  5C159TA12 ,  5C159TA25 ,  5C159TA30 ,  5C159TA62 ,  5C159TB08 ,  5C159TC08 ,  5C159TC12 ,  5C159TC19 ,  5C159TC35 ,  5C159TC41 ,  5C159TC42 ,  5C159TD02 ,  5C159TD11 ,  5C159TD16 ,  5C159UA02 ,  5C159UA05 ,  5C159UA21
引用文献:
審査官引用 (14件)
  • Unification of derivation process for merge mode and MVP
  • CE9: Simplified AMVP design (SP06S1, SP06S2)
  • CE9: Unified Merge and AMVP candidates selection (UNI03)
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