特許
J-GLOBAL ID:201303004268274964
対物レンズ及び光ピックアップ装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
田村 敬二郎
, 小林 研一
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-365554
公開番号(公開出願番号):特開2002-203331
特許番号:特許第4775610号
出願日: 2000年11月30日
公開日(公表日): 2002年07月19日
請求項(抜粋):
【請求項1】 透明基板の厚さがt1である第1の光情報記録媒体に対して光束を出射する波長λ1の第1の光源と、透明基板の厚さがt2(t1<t2)である第2の光情報記録媒体に対して光束を出射する波長λ2(λ1<λ2)である第2の光源と、前記第1の光源から出射された光束を前記第1の光情報記録媒体の透明基板を介して情報記録面に集光させ、前記第2の光源から出射された光束を前記第2の光情報記録媒体の透明基板を介して情報記録面に集光させる対物レンズを含む集光光学系と、を有し、各光情報記録媒体に対して情報の記録及び/又は再生を行う光ピックアップ装置用の対物レンズにおいて、
前記対物レンズは正の屈折力を有するプラスチックレンズであり、
前記対物レンズの少なくとも一方の面は、前記対物レンズの有効径内において、前記対物レンズの光軸から周辺に向かって少なくとも2種類以上の光学面領域で構成され、前記2種類以上の光学面領域のうち、少なくとも最も外側の光学面領域に、回折構造を備え、前記第1の光情報記録媒体に対して情報の記録又は再生を行う際に、前記最も外側の光学面領域を通過する光束に対して、前記対物レンズの温度変化に伴う屈折率変化による球面収差の変化の補正を行うようになっており、
前記回折構造は、前記対物レンズの回折母非球面の屈折パワーが寄与する球面収差量の変化量を∂SAR、前記対物レンズの回折パワーが寄与する球面収差量の変化量を∂SAD、前記対物レンズの温度の変化量を∂T、前記光源の波長の変化量を∂λとしたときに、(∂SAR/∂T)・(∂SAD/∂λ)<0の関係を満たしており、
前記最も外側の光学面領域は、前記第2の光情報記録媒体に対して情報の記録又は再生を行う際には、そこを通過する光束をフレア成分とし、
一方、前記第1の光情報記録媒体に対して情報の記録又は再生を行う際に、光軸を含む光学面領域を通過する光束は情報記録面上に光スポットを形成し、前記第2の光情報記録媒体に対して情報の記録又は再生を行う際に、前記光軸を含む光学面領域を通過する光束は情報記録面上に光スポットを形成することを特徴とする対物レンズ。
IPC (3件):
G11B 7/135 ( 200 6.01)
, G02B 3/08 ( 200 6.01)
, G02B 13/00 ( 200 6.01)
FI (3件):
G11B 7/135 A
, G02B 3/08
, G02B 13/00
引用特許:
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