特許
J-GLOBAL ID:201303004273652896

三次元造形装置、三次元造形方法、三次元造形装置用の設定データ作成装置、三次元造形装置用の設定データ作成プログラム並びにコンピュータで読み取り可能な記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 豊栖 康司 ,  豊栖 康弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-208220
公開番号(公開出願番号):特開2013-067118
出願日: 2011年09月22日
公開日(公表日): 2013年04月18日
要約:
【課題】造形物の表面および表面に影響を及ぼす部分に対してローラ部を当てないことで、表面に模様が形成されることを回避する。【解決手段】造形物の三次元データに対し、造形物の最表面に位置するモデル材MA又はサポート材を含むスライス、又は造形材の種類が切り替わる異種造形材界面に位置するモデル材MA又はサポート材を含むスライスよりも、一層以上下方に位置するスライスにおいて、該スライスに含まれるモデル材MA又はサポート材を吐出しない又は吐出量を減少させた中空部ESを生成する中空部生成手段とを備え、造形材吐出手段は、造形対象のスライスに、中空部生成手段で生成された中空部ESを含む場合、該中空部ESに対応する位置に造形材を吐出しない又は吐出量を減少させて該スライスの造形を行う。【選択図】図25
請求項(抜粋):
造形プレート(40)上に、造形材として、 最終的な造形物となるモデル材(MA)と、 前記モデル材(MA)が張り出した張り出し部分を支え、最終的に除去されるサポート材(SA)と、 を少なくとも一方向に走査しながら吐出させ、かつこれを硬化させる動作を繰り返すことで、高さ方向に所定の厚みを有するスライスを層状に生成し、該スライスを高さ方向に積層していくことにより造形を行う三次元造形装置であって、 造形物を載置するための前記造形プレート(40)と、 前記モデル材(MA)を吐出するためのモデル材吐出ノズル(21)、及び前記サポート材(SA)を吐出するためのサポート材吐出ノズル(22)を、それぞれ一方向に複数個配列させた造形材吐出手段と、 回転自在に支承され、前記モデル材(MA)又はサポート材(SA)が流動可能な状態でこれを上面から回転しながら押圧して、該モデル材(MA)又はサポート材(SA)の余剰分を掻き取るためのローラ部(25)と、 前記造形材吐出手段及びローラ部(25)を備えるヘッド部(20)と、 前記ヘッド部(20)を水平方向に往復走査させるための水平駆動手段と、 前記ヘッド部(20)と造形プレート(40)との高さ方向の相対位置を移動させるための垂直駆動手段と、 前記水平駆動手段を駆動させて、一スライス分の造形材を前記造形材吐出手段で吐出させ硬化させた上で、前記垂直駆動手段を駆動させて吐出位置を該硬化後のスライス上に移動させ、さらに次層のスライス分の造形材を吐出、硬化させてスライスを順次積層するよう制御する制御手段(10)と、 造形物の三次元データに対し、造形物の最表面に位置する前記モデル材(MA)又はサポート材(SA)を含むスライス、又は造形材の種類が切り替わる異種造形材界面に位置する前記モデル材(MA)又はサポート材(SA)を含むスライスよりも、一層以上下方に位置するスライスにおいて、該スライスに含まれる前記モデル材(MA)又はサポート材(SA)を吐出しない又は吐出量を減少させた中空部(ES)を生成する中空部生成手段と、 を備え、 前記造形材吐出手段は、造形対象のスライスに、前記中空部生成手段で生成された前記中空部(ES)を含む場合、該中空部(ES)に対応する位置に造形材を吐出しない又は吐出量を減少させて該スライスの造形を行うことを特徴とする三次元造形装置。
IPC (1件):
B29C 67/00
FI (1件):
B29C67/00
Fターム (9件):
4F213WA25 ,  4F213WB01 ,  4F213WL02 ,  4F213WL15 ,  4F213WL32 ,  4F213WL62 ,  4F213WL74 ,  4F213WL80 ,  4F213WL92
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 三次元造形機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-317880   出願人:長野日本無線株式会社
  • 三次元積層造形法とその装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-257003   出願人:有限会社シーティティコーポレーション, 日立プリンティングソリューションズ株式会社, 東洋インキ製造株式会社, ソニーマニュファクチュアリングシステムズ株式会社
  • 3次元物体の高速断面積層方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平8-523751   出願人:スリーディーシステムズインコーポレーテッド

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