特許
J-GLOBAL ID:201303004412016312
ワンウェイクラッチ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
井上 義雄
, 相原 健一
, 伊藤 隆治
, 井上 淳子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-079411
公開番号(公開出願番号):特開2013-139886
出願日: 2013年04月05日
公開日(公表日): 2013年07月18日
要約:
【課題】低温環境下においてもトルク伝達部材と内外輪との必要な噛み合いが得られるワンウェイクラッチを提供する。【解決手段】トルク伝達部材用ローラを凹カム内で傾斜面に付勢する付勢部材として、内輪の外周面と凹カムとの間には、この種のワンウェイクラッチにおいて通常用いられるばねが有するトルク伝達部材用ローラに対する付勢力と同等の付勢力を有する圧縮ばねと、トルク伝達部材用ローラに対する付勢力がこの圧縮ばねよりも強い圧縮ばねとがそれぞれ配置されている。付勢力が強い圧縮ばねは、通常仕様のばねと同等の付勢力を有する圧縮ばねの所定数毎に周方向にバランス良く配置されている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
内輪と、
この内輪と同軸に配置された外輪と、
前記内輪の外周面と前記外輪の内周面との間に介装され、内輪外周面および外輪内周面に噛み合うトルク伝達位置と内輪外周面および外輪内周面とに非噛み合いになるトルク非伝達位置とを移動可能な複数のトルク伝達部材と、
前記トルク伝達部材をそれぞれトルク伝達位置に向かって付勢する複数の付勢部材と、
前記トルク伝達部材と前記付勢部材との保持に供される保持器とから成り、
前記保持器は、前記トルク伝達部材とこれに対応する前記付勢部材とを保持する第1および第2の取付部を備え、
該第1および第2の取付部は、前記付勢部材の一端を係止する係止部をそれぞれ有し、前記トルク伝達部材は前記付勢部材の他端で押圧されており、
前記第2の取付部に保持された付勢部材がこれに対応するトルク伝達部材を付勢する付勢力は、前記第1の取付部に保持された付勢部材がこれに対応するトルク伝達部材を付勢する付勢力よりも大きく設定されていることを特徴とするワンウェイクラッチ。
IPC (1件):
FI (1件):
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