特許
J-GLOBAL ID:201303005481781574

バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 矢作 和行 ,  野々部 泰平 ,  久保 貴則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-236418
公開番号(公開出願番号):特開2013-096230
出願日: 2011年10月27日
公開日(公表日): 2013年05月20日
要約:
【課題】異音及び磨耗の発生を回避するバルブタイミング調整装置の提供。【解決手段】遊星歯車50は、クランク軸と連動して回転する駆動回転体10の駆動側内歯車部18に駆動側外歯車部52を嵌合させると共に、カム軸2と連動して回転する従動回転体20の従動側内歯車部22に従動側外歯車部54を嵌合させている。遊星歯車50と当該歯車50を支持する遊星キャリア40との間且つ傾動中心Tcから特定方向SDにずれた位置には繭ばね70が介装され、この繭ばね70によって遊星歯車50は偏心方向EDに付勢される。さらに各噛合部分53,55を傾斜させることにより、各外歯車部52,54にはスラスト分力Ft1,Ft2が作用する。これら繭ばね70による付勢力Fsとスラスト分力Ft1,Ft2とが遊星歯車50に生じさせる傾動モーメントMtによって、遊星歯車50の傾動姿勢は維持される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内燃機関においてクランク軸からのトルク伝達によりカム軸が開閉する動弁のバルブタイミングを調整するバルブタイミング調整装置であって、 駆動歯車部を有し、前記クランク軸と連動して回転する駆動回転体と、 前記駆動歯車部に対し軸方向にずれて配置される従動歯車部を有し、前記カム軸と連動して回転する従動回転体と、 第一遊星歯車部及び第二遊星歯車部を有し、それら第一遊星歯車部及び第二遊星歯車部がそれぞれ前記駆動歯車部及び前記従動歯車部に対し偏心して噛み合いつつ一体に遊星運動することにより、前記駆動回転体及び前記従動回転体の間の相対位相を変化させる遊星回転体と、 前記遊星回転体を内周側から支持する遊星キャリアと、 前記遊星回転体及び前記遊星キャリアの間に介装され、軸方向において前記遊星回転体の中央から特定方向にずれた位置にて、前記第一遊星歯車部及び前記第二遊星歯車部の偏心方向に沿って当該遊星回転体を外周側に付勢する弾性部材と、を備え、 前記第一遊星歯車部及び前記駆動歯車部の駆動噛合部分、並びに前記第二遊星歯車部及び前記従動歯車部の従動噛合部分のうち一方の噛合部分は、前記特定方向に向かうに従い内周側に傾斜することを特徴とするバルブタイミング調整装置。
IPC (1件):
F01L 1/352
FI (1件):
F01L1/34 B
Fターム (14件):
3G018AB02 ,  3G018AB16 ,  3G018BA32 ,  3G018CA04 ,  3G018CA13 ,  3G018DA21 ,  3G018DA70 ,  3G018DA85 ,  3G018FA01 ,  3G018FA07 ,  3G018GA17 ,  3G018GA22 ,  3G018GA27 ,  3G018GA32

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