特許
J-GLOBAL ID:201303005600208837
無停電電源装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小谷 悦司
, 小谷 昌崇
, 平田 晴洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-043281
公開番号(公開出願番号):特開2013-179813
出願日: 2012年02月29日
公開日(公表日): 2013年09月09日
要約:
【課題】電圧補償と負荷平準化を行う無停電電源装置において、電圧補償を予め設定された電圧補償時間確実に行えるようにする。【解決手段】外部電源に瞬低又は停電が発生した場合、放電制御部は、二次電池の放電を開始させることで電圧補償を開始する。二次電池の放電中、電圧計は逐次二次電池の電池電圧を測定する。制御部は測定結果を取り込んで二次電池の現在の電圧特性とする。外部電源からの給電が正常に復帰すると、放電制御部は二次電池の放電を終了させ、電圧補償を終了する。そして、電圧低下幅算出部は、基準電圧特性に対する現在の電圧特性の電圧低下幅ΔVを算出する。電圧低下幅ΔVが予め定められた閾値以上である場合、限界電圧設定部は電圧低下幅ΔVに応じた所定の値だけ限界電圧VLを上げる調整を行う。【選択図】図3
請求項(抜粋):
外部電源から供給される電力を蓄える二次電池を備え、当該二次電池に蓄えられた電力を用いて電圧補償と負荷平準化とを行う無停電電源装置であって、
前記二次電池の電池電圧を測定する電圧測定手段と、
前記二次電池の放電を制御する制御手段と、
前記無停電電源装置の設置時において、前記二次電池が完全放電するまでの当該二次電池の電池電圧の時間変化を基準電圧特性として記憶する記憶手段と、
前記外部電源に瞬時電圧低下又は停電が発生した際に、前記電圧補償として前記制御手段が前記二次電池を放電させている間の当該二次電池の電池電圧の時間変化をその時点での電圧特性とし、当該電圧特性の前記基準電圧特性に対する電圧低下幅を算出する算出手段と、
前記無停電電源装置が予め定められた電圧補償時間の電圧補償を行う場合に最低限必要な前記二次電池の容量を限界容量とし、前記二次電池の残容量が前記限界容量であるときの当該二次電池の電池電圧を限界電圧とし、前記無停電電源装置設置時の前記限界電圧を基準限界電圧とした場合、前記電圧低下幅が予め定められた値以上である場合に当該電圧低下幅に応じた所定の電圧値を前記基準限界電圧に加算した値を前記限界電圧とする調整手段と、
を更に備え、前記制御手段は、前記負荷平準化中の前記二次電池の電池電圧が前記限界電圧となった時点で当該二次電池の放電を停止させる無停電電源装置。
IPC (2件):
FI (3件):
H02J9/06 504B
, H02J9/06 503B
, H02J3/32
Fターム (12件):
5G015FA04
, 5G015FA16
, 5G015GA04
, 5G015HA01
, 5G015HA16
, 5G015JA23
, 5G015JA26
, 5G015JA34
, 5G015JA52
, 5G015KA01
, 5G066JA01
, 5G066JB03
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