特許
J-GLOBAL ID:201303006106576641

制御システム及びプログラム更新方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-121073
公開番号(公開出願番号):特開2013-246718
出願日: 2012年05月28日
公開日(公表日): 2013年12月09日
要約:
【課題】簡素化された制御装置の構成であっても、プログラム更新に失敗した場合に安全に復旧することが可能となる制御システム、及びプログラム更新方法を提供する。【解決手段】ECU1aの制御部10aは、診断装置4からプログラム更新要求を受信した場合、記憶部11aに記憶してある制御プログラム12aを分割し、分割後の制御プログラムを、ECU1b及びECU1cへ夫々送信し、ECU1b及びECU1cにて分割後の制御プログラムを受信し、記憶部11b及び記憶部に記憶する。これにより、旧プログラムがECU1b及びECU1cに分散して退避される。ECU1aの制御部10aは、診断装置4から新たなコンピュータプログラムを受信して更新を実行するが、更新に失敗した場合に、ECU1b及びECU1cに退避されていた分割後の制御プログラムを受信して再合成し、記憶部11bに再記憶する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
情報を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶してあるコンピュータプログラムに基づき制御対象に対する制御処理を実行するプロセッサと、情報を送受信する通信手段とを備える3つ以上の複数の制御装置が通信線に接続されており、前記複数の制御装置の内のいずれかがプログラム更新要求を受信し、新たなコンピュータプログラムを受信し、受信したコンピュータプログラムを前記記憶手段に記憶させてプログラムを更新することが可能な制御システムにおいて、 プログラム更新要求を受信した制御装置は、 前記新たなコンピュータプログラムを受信する前に、前記記憶手段に記憶しているコンピュータプログラムを分割する手段と、 前記通信手段により、分割後のコンピュータプログラムを、他の複数の制御装置へ夫々送信せしめる手段と、 前記記憶手段における前記新たなコンピュータプログラムの更新処理の成否を判断する手段と、 該手段が否と判断した場合、前記他の複数の制御装置へ、送信してある分割後のコンピュータプログラムの送信要求を、前記通信手段により送信せしめる手段と、 前記他の複数の制御装置から送信される前記分割後のコンピュータプログラムを、前記通信手段により受信する手段と、 各制御装置から受信した前記分割後のコンピュータプログラムに基づき、元のコンピュータプログラムを再合成する手段と、 再合成したコンピュータプログラムを前記記憶手段に再記憶させる手段と を備え、 前記他の制御装置は、 前記通信手段により、前記分割後のコンピュータプログラムをプログラム更新対象の制御装置から受信する手段と、 受信した前記分割後のコンピュータプログラムを前記記憶手段に一時的に記憶する手段と、 前記送信要求を受信した場合、前記分割後のコンピュータプログラムをプログラム更新対象の制御装置へ前記通信手段により送信せしめる手段と を備えることを特徴とする制御システム。
IPC (2件):
G06F 11/00 ,  G05B 19/05
FI (2件):
G06F9/06 630A ,  G05B19/05 A
Fターム (18件):
5B376CA52 ,  5B376CA57 ,  5B376CA72 ,  5B376CA75 ,  5B376CA88 ,  5B376CA89 ,  5B376EA22 ,  5B376FA11 ,  5B376GA08 ,  5H220AA08 ,  5H220BB07 ,  5H220BB09 ,  5H220CC06 ,  5H220CX04 ,  5H220CX05 ,  5H220HH03 ,  5H220JJ12 ,  5H220JJ24

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