特許
J-GLOBAL ID:201303007373382615
電動機駆動制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
大岩 増雄
, 竹中 岑生
, 村上 啓吾
, 吉澤 憲治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-094374
公開番号(公開出願番号):特開2013-223363
出願日: 2012年04月18日
公開日(公表日): 2013年10月28日
要約:
【課題】駆動制御回路に異常が発生すると駆動制御回路が発生する駆動指令信号を一斉停止して,交流電動機を安全停止することができる電動機駆動制御装置を提供する。【解決手段】直流駆動電源15から半導体ブリッジ回路140Aを介して給電される交流電動機16を可変速制御する駆動制御回路120Aに対し,監視制御回路130Aと駆動指令信号遮断回路150Aを設け,駆動制御回路120Aに異常が発生すると駆動制御回路120Aが発生する駆動指令信号UP1・VP1・WP1,UN1・VN1・WN1を一斉停止する。運転開始時には駆動制御回路120Aと監視制御回路130Aは互いに協調して,所定の時間スケジュールに基づいて駆動指令信号遮断回路150Aが正常に作動するかどうかの予備点検を行い,運転中の異常発生に対して確実に交流電動機16を停止する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
直流駆動電源の正側端子に接続される正側開閉素子と,負側端子に接続される負側開閉素子とを互いに直列接続した複数の直列回路の各直列接続点が交流電動機の駆動端子に接続される半導体ブリッジ回路と,前記正側開閉素子と負側開閉素子に対して正側及び負側の駆動指令信号を順次発生して,前記交流電動機を可変速制御する駆動制御回路とを備えた電動機駆動制御装置であって,
前記駆動制御回路との間で相互監視信号の交信を行って,当該駆動制御回路の動作状態を常時監視して,異常が検出されたときには当該駆動制御回路を初期化して再起動を行うための第一の異常検出信号を発生する監視制御回路と,
前記正側及び負側の駆動指令信号の伝達経路にあって,前記駆動制御回路が発生する第一の禁止指令信号,又は前記監視制御回路が発生する第二の禁止指令信号によって前記正側及び負側の駆動指令信号の全てを一括して遮断する駆動指令信号遮断回路とを更に備え,前記駆動制御回路又は前記監視制御回路の少なくとも一方には指令状態監視信号が入力されていて,
当該指令状態監視信号は前記駆動指令信号遮断回路が発生する正側及び負側の指令出力信号であるか,又は前記正側開閉素子と負側開閉素子の動作状態に応動する開閉素子の開閉動作監視信号であり,
前記駆動制御回路はまた,電源投入直後,又は少なくとも前記交流電動機が停止している運転休止期間において,前記監視制御回路に対して点検開始指令信号を送信してから,所定の時間スケジュールに基づいて前記正側及び負側の駆動指令信号及び前記第一の禁止指令信号を順次発生するとともに,
前記監視制御回路は前記点検開始指令信号を受信してから前記所定の時間スケジュールに基づく所定のタイムスロットにおいて,前記第二の禁止指令信号を発生し,前記指令状態監視信号が入力されている前記駆動制御回路又は監視制御回路は,前記所定の時間スケジュールに基づく所定のタイムスロットにおいて,前記指令状態監視信号の論理変化が行われているかどうかを判定し,
正しい論理変化が行われていないことが前記駆動制御回路によって判定されたときには前記駆動制御回路は前記駆動指令信号の発生を停止するとともに,前記第一の禁止指令信号を継続発生し,正しい論理変化が行われていないことが前記監視制御回路によって判定されたときには,前記第二の禁止指令信号を継続発生し,
前記駆動制御回路及び前記監視制御回路は,互いに協調して前記駆動指令信号遮断回路の動作点検を行って,遮断機能が正常であれば前記交流電動機の回転駆動を開始し,運転中に前記駆動制御回路に異常が発生した場合には,前記第一又は第二の禁止指令信号によって前記交流電動機の回転駆動を停止することを特徴とする電動機駆動制御装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (7件):
5H530AA02
, 5H530BB18
, 5H530CC20
, 5H530CC21
, 5H530CD32
, 5H530DD03
, 5H530DD14
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