耳内のバイオフィルムを溶解するための加水分解酵素及び酸化酵素の使用

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：特許業務法人浅村特許事務所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2013-121915
公開番号（公開出願番号）：特開2013-173800
出願日： 2013年06月10日
公開日（公表日）： 2013年09月05日
要約：

【課題】耳内のバイオフィルムを除去するための組成物は、中耳炎などの耳感染、特に緑膿菌によって引き起こされる耳感染の治療に有用である。【解決手段】一般的に、この組成物は、(1)耳内のバイオフィルムを分解するために十分な量の、多糖中の2個の単糖を連結するか、又は糖タンパク質中の単糖とタンパク質分子とを連結する結合の加水分解を触媒する少なくとも1種の酵素、及び(2)外耳道に投与するために適した薬学的に許容される担体を含む。この組成物はさらに、ステロイド、リゾチーム、ラクトフェリン、又はペルオキシダーゼなどの成分を含むことができ、ペルオキシダーゼを含む場合は、この組成物はさらに、過酸化物を生じさせるための酸化酵素、並びに該酸化酵素の基質を含むことができる。この組成物は、この組成物が耳内のバイオフィルムを溶解する能力に基づいて耳感染を治療する方法に使用することができる。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

耳内のバイオフィルムを除去するための組成物であって、 (1)耳内のバイオフィルムを分解するために十分な量の、多糖中の2種類の単糖を連結するか、又は糖タンパク質中の単糖とタンパク質分子とを連結する結合の加水分解を触媒する少なくとも1種の酵素、及び (2)外耳道に投与するために適した薬学的に許容される担体を含む組成物。

IPC (20件)：

A61K 38/44 , A61K 38/46 , A61K 38/54 , A61P 31/04 , A61P 27/16 , A61P 29/00 , A61K 47/10 , A61K 47/34 , A61K 47/06 , A61K 9/08 , A61K 47/02 , A61K 45/00 , A61K 31/573 , A61K 31/58 , A61K 31/56 , A61K 31/703 , A61K 31/431 , A61K 31/496 , A61K 31/546 , A61K 31/427

FI (20件)：

A61K37/50 , A61K37/54 , A61K37/62 , A61P31/04 , A61P27/16 , A61P29/00 , A61K47/10 , A61K47/34 , A61K47/06 , A61K9/08 , A61K47/02 , A61K45/00 , A61K31/573 , A61K31/58 , A61K31/56 , A61K31/7036 , A61K31/431 , A61K31/496 , A61K31/546 , A61K31/427

Fターム (51件)：

4C076AA12 , 4C076BB26 , 4C076CC04 , 4C076CC10 , 4C076CC32 , 4C076CC33 , 4C076DD34 , 4C076DD37 , 4C076DD38 , 4C076EE23 , 4C076EE32 , 4C076FF68 , 4C084AA02 , 4C084AA03 , 4C084AA22 , 4C084DC22 , 4C084DC23 , 4C084DC29 , 4C084MA02 , 4C084MA17 , 4C084MA56 , 4C084NA05 , 4C084NA14 , 4C084ZA341 , 4C084ZB111 , 4C084ZB351 , 4C084ZC202 , 4C086AA01 , 4C086AA02 , 4C086BC50 , 4C086BC82 , 4C086CC04 , 4C086CC12 , 4C086CC16 , 4C086DA08 , 4C086DA10 , 4C086DA12 , 4C086EA09 , 4C086GA07 , 4C086GA10 , 4C086GA12 , 4C086MA03 , 4C086MA04 , 4C086MA05 , 4C086MA17 , 4C086MA56 , 4C086NA05 , 4C086ZA34 , 4C086ZB11 , 4C086ZB35 , 4C086ZC75

引用特許：

審査官引用 (13件)

特許第5762683号
フラノン誘導体およびその製造方法
公報種別：公表公報出願番号：特願2004-528184 出願人：バイオシグナルリミテッド
転写因子調節化合物およびその使用方法
公報種別：公表公報出願番号：特願2004-550495 出願人：パラテックファーマシューティカルズインコーポレイテッド

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引用文献：

審査官引用 (5件)

Appl Environ Microbiol, 1997, vol.63, no.9, p.3724-3728
日本医薬品添加剤協会編、「医薬品添加物事典 2000」第1刷、2000年4月28日、株式会社薬事日報社発行, 20000428
日本医薬品添加剤協会編、「医薬品添加物事典 2000」第1刷、2000年4月28日、株式会社薬事日報社発行, 20000428

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