特許
J-GLOBAL ID:201303007436283582

光子対発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山川 政樹 ,  山川 茂樹 ,  小池 勇三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-148030
公開番号(公開出願番号):特開2013-015656
出願日: 2011年07月04日
公開日(公表日): 2013年01月24日
要約:
【課題】光周波数無相関な光子対が、より小型で低コストな状態で生成できるようにする。【解決手段】光子対発生部102は、例えばシリコンなどの単結晶の半導体からなるコアを備える光導波路から構成され、光源101が出力したポンプ光を入力して2fp=fs+fiの関係を満たす光周波数fsのシグナル光子および光周波数fiのアイドラ光子から構成される光子対を自然放出四光波混合過程により発生して出力する。ここで、光子対発生部102を構成する光導波路は、コアの形状を制御することで、ポンプ光の光周波数における群速度vg(fp)とシグナル光子の光周波数における群速度vg(fs)とが等しい状態、およびポンプ光の光周波数における群速度vg(fp)とアイドラ光子の光周波数における群速度vg(fi)とが等しい状態のいずれかの状態とされている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
光周波数がfpのポンプ光パルスを出力する光源と、 単結晶の半導体からなるコアを備える光導波路から構成され、前記光源が出力したポンプ光を入力して2fp=fs+fiの関係を満たす光周波数fsのシグナル光子および光周波数fiのアイドラ光子から構成される光子対を自然放出四光波混合過程により発生して出力する光子対発生手段と、 前記光子対発生手段からの出力より前記ポンプ光を選択的に減衰させるポンプ光減衰手段と、 前記ポンプ光減衰手段を透過した前記光子対から前記シグナル光子および前記アイドラ光子を分離して出力する分離手段と を少なくとも備え、 前記光導波路は、前記ポンプ光の光周波数における群速度vg(fp)と前記シグナル光子の光周波数における群速度vg(fs)とが等しい状態、および前記ポンプ光の光周波数における群速度vg(fp)と前記アイドラ光子の光周波数における群速度vg(fi)とが等しい状態のいずれかの状態とされている ことを特徴とする光子対発生装置。
IPC (1件):
G02F 1/365
FI (1件):
G02F1/365
Fターム (9件):
2K002AA03 ,  2K002AB12 ,  2K002AB40 ,  2K002BA02 ,  2K002CA13 ,  2K002DA06 ,  2K002EA07 ,  2K002EA30 ,  2K002HA31
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
審査官引用 (3件)

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