特許
J-GLOBAL ID:201303007501982809

温水暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人創成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-090046
公開番号(公開出願番号):特開2013-217604
出願日: 2012年04月11日
公開日(公表日): 2013年10月24日
要約:
【課題】バーナの燃焼運転と消火とが、過剰もしくは過少とならない適度な時間間隔で繰り返されるようにしつつ、効率よくバーナの燃焼運転を行うことができる温水暖房装置を提供する。【解決手段】温水暖房装置1に備えられたコントローラ4は、熱交換器6と放熱器3との間で往路側温水路17及び復路側温水路18を介して循環する温水の循環流量を特定する手段と、燃焼範囲の大きさを変更可能なバーナ5の燃焼運転に用いる下限燃焼範囲を特定された循環流量に応じて決定する手段と、下限燃焼範囲以上の大きさの燃焼範囲でバーナ5の燃焼量を制御すると共に、往路側温水温度の上昇による燃焼運転の停止と、その停止後の往路側温水温度の低下による燃焼運転の再開を行なう手段とを備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
燃焼範囲の大きさを複数段階の大きさに選択的に変更可能なバーナと、該バーナの燃焼熱により温水を加熱する熱交換器と、該熱交換器で加熱された温水を該熱交換器から1つ以上の放熱器に供給する往路側温水路と、該放熱器に供給された温水を該放熱器から前記熱交換器に還流させる復路側温水路と、前記熱交換器と放熱器との間で往路側温水路及び復路側温水路を介して温水を循環させる循環ポンプとを備える温水暖房装置において、 前記熱交換器と放熱器との間で循環する温水の流量である循環流量を特定するための流量特定用データを取得し、その取得した流量特定用データに基づいて該循環流量を特定する流量特定手段と、 前記バーナの前記複数段階の大きさの燃焼範囲のうち、該バーナの燃焼運転に用いる下限の大きさの燃焼範囲である下限燃焼範囲を前記特定された循環流量に応じて決定する手段であって、該循環流量が大きいほど、該下限燃焼範囲の大きさが大きくなるように該下限燃焼範囲を選択的に決定する下限燃焼範囲決定手段と、 前記熱交換器から放熱器に供給される温水の温度である往路側温水温度を前記往路側温水路で検出する往路側温水温度検出手段と、 前記バーナの燃焼運転時の燃焼範囲を、前記複数段階の大きさの燃焼範囲のうちの前記決定された下限燃焼範囲の大きさ以上の大きさの燃焼範囲に制限した状態で、該バーナの燃焼量を、前記往路側温水温度の検出値と事前に設定された該往路側温水温度の目標温度とに応じてフィードバック制御すると共に、該往路側温水温度の検出値が前記目標温度よりも高い所定の消火温度まで上昇したときに前記バーナの燃焼運転を停止し、且つ、その停止後に該往路側温水温度の検出値が前記目標温度よりも低い所定の再点火温度まで低下したときに前記バーナの燃焼運転を再開させる燃焼制御手段とを備えることを特徴とする温水暖房装置。
IPC (1件):
F24D 3/00
FI (2件):
F24D3/00 K ,  F24D3/00 L
Fターム (4件):
3L070BB03 ,  3L070DF06 ,  3L070DG02 ,  3L070DG05

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