特許
J-GLOBAL ID:201303008864728781

締結具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 椎名 正利
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-010404
特許番号:特許第5236128号
出願日: 2013年01月23日
要約:
【課題】締結していたい時には締結状態を確実に保持し、緩めたい時には容易に緩めることができる締結具を提供する。 【解決手段】ナットストッパー43をハンマー等で押し込む。ナットストッパー43の突起55は足部23Aの長溝25に対し案内されつつ奥へと押し込まれる。このとき、ナット33の傾斜面39はナットストッパー43の傾斜面49と当接し、押し込まれることでナット33には図中矢印で示す締結方向の回転力が生ずる。ナット33の傾斜面39はナットストッパー43の傾斜面49に形成された切欠溝51を乗り越えつつ回転する。一方、押し込みを止めるとナット33の緩みによりナット33の切欠溝41とナットストッパー43の切欠溝51とが係止される。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 ボルトと締結の対象となる被締結部材を間に挟むように配設されたナットと、該ボルトとナット間の締結を確実にさせるストッパーを備えた締結具であって、 前記ストッパーをボルトの軸方向に摺動させる摺動手段を備え、 前記ナットが、 前記ボルトに対して螺合され螺進退自在であり、周状に少なくとも一箇所配設されたナット先端突設部より該ナット先端突設部に対応するナット切欠奥端部に至るまで連続した第1の傾斜面を有し、該第1の傾斜面には少なくとも一つの第1の切欠溝が形成され、 前記ストッパーが、 周状に少なくとも一箇所配設されたストッパー先端突設部より該ストッパー先端突設部に対応するストッパー切欠奥端部に至るまで連続した前記ナットの第1の傾斜面と対峙する第2の傾斜面を有し、該第2の傾斜面には少なくとも一つの第2の切欠溝が形成され、 前記ストッパーに対し軸方向に押力を加えることで該ストッパーが前記摺動手段により摺動し、前記第2の傾斜面が前記第1の傾斜面に当接しつつ前記ナットを締結方向に回転させ、前記押力を解除若しくは弱めることで前記第1の切欠溝と前記第2の切欠溝とが係止されることを特徴とする締結具。
IPC (2件):
F16B 39/10 ( 200 6.01) ,  F16B 23/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
F16B 39/10 D ,  F16B 23/00 J
引用特許:
出願人引用 (2件)

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